赤楚衛二&SUMIREが“鬼”になった! 三池崇史監督「妖怪大戦争 ガーディアンズ」に参戦
2021年2月15日 07:00

赤楚衛二とSUMIREが、人気子役・寺田心くんが主演を務める三池崇史監督最新作「妖怪大戦争 ガーディアンズ」に出演していることがわかった。本格特殊メイクで挑んだのは、“鬼”役。赤楚は天邪鬼(あまのじゃく)、SUMIREは茨木童子(いばらきどうじ)を演じている。
「妖怪大戦争」は1968年に大映が製作・配給した特撮映画で、2005年には三池監督が神木隆之介主演でリメイクし、興行収入20億円の大ヒットを記録している。今回も三池監督がメガホンをとり、渡辺雄介が脚本を執筆。角川歴彦と荒俣宏が製作総指揮に名を連ねる。心くんは、伝説の妖怪ハンターの血を継ぐ所沢市の小学生・渡辺兄(わたなべ・けい)役に挑戦。そのほか、狐面の女役を杉咲花、狸の総帥・隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)役を大沢たかおが演じ、大森南朋、安藤サクラ、大倉孝二、三浦貴大、大島優子が参加している。
通称“チェリまほ”として話題を呼んだ主演ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」で大ブレイクを果たした赤楚。今回演じることになった天邪鬼は、主人公の兄(けい)が冒険の中で出会う鬼のひとり。名前の通りあまのじゃくな性格で、いつも自分の考えとは真逆の回答をして兄(けい)を振り回していく。
赤楚「前作を映画館で観ていたので、今回の出演については『また妖怪大戦争をやるんだ!』という驚きと、新作で鬼を演じさせていただける喜びで溢れています。天邪鬼を演じる上では、たたずまいや動きも参考にしたくて『マスク』や『ロード・オブ・ザ・リング』など特殊メイクが印象的な作品も見直しました。独特な声の出し方は『ちびまる子ちゃん』の山田くんをイメージしたりもしています(笑)」
天邪鬼については「めちゃくちゃ大好きです!」と告白。「鬼だけど、どこか垣間見える人間らしさに共感してもらえる役だと思います。初めて演じた鬼役ということもありますが、とても愛らしいし、実は辛い思いもしてきたキャラクターなので、撮影が終わった時には兄(けい)たちと出会えてよかったなとしみじみ思いました」と語っている。
SUMIREが演じる茨木童子は、武闘派な鬼の一族のリーダーだ。兄(けい)の先祖にして、平安時代に実在した伝説の妖怪ハンター・渡辺綱(わたなべのつな)に痛い目に遭わされた過去があり、鬼の大群を従えて兄(けい)の命を狙おうとしている。
SUMIRE「妖怪に対する仲間意識の強さや芯のある茨城童子として、初めてのアクションや役作りの上で妖怪の格好をして三池監督の非現実的でも魅力的でアクティブな世界観のある作品に携わる事が出来て楽しかったです。初めて寺田心君との共演で今まで自分が持っていた心君のイメージと違い、撮影の合間に学校で流行っている事を話してくれたり一緒に遊んだり無邪気な子供らしい部分をたくさん見せてくれて嬉しかったです」
「妖怪大戦争 ガーディアンズ」は、今夏に全国公開。
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