ブリー・ラーソン、「エリン・ブロコビッチ」脚本家が手がける米アップル新ドラマに主演
2021年2月4日 18:00
「キャプテン・マーベル」のブリー・ラーソンが、米アップルの新ドラマ「Lessons in Chemistry(原題)」で主演と制作総指揮を務めることが明らかになった。米バラエティが独占で報じている。
「Lessons in Chemistry(原題)」は、科学誌編集者でコピーライターのボニー・ガーマスによる来春出版予定の同名デビュー小説をドラマ化するもの。家庭に入るのが女性の本分とされていた1960年代初頭、エリザベス(ラーソン)は研究施設で働きながら科学者になることを夢みていた。だが、想定外の妊娠が発覚したことで仕事をクビになってしまう。シングルマザーとして生計を立てていくために職探しをするなか、料理番組の司会という畑違いの職を得たエリザベスは、新たな環境に戸惑いながらもやがて全国の主婦たちに料理のレシピだけでなく、夢を追い求める大切さを教えることになる、というストーリーだ。
脚本は、「エリン・ブロコビッチ」で米アカデミー脚本賞にノミネートされたスザンナ・グラントが執筆。主演のラーソンのほか、「オザークへようこそ」「アウトサイダー」といったヒットドラマを立て続けに世に放っているジェイソン・ベイトマンが、自身の製作会社アグリゲート・フィルムズを通じてマイケル・コスティガンとともに制作総指揮にあたる。
なお、ラーソンは、元CIA局員のアマリリス・フォックスが潜入捜査官としての実体験を綴った回顧録「Life Undercover: Coming of Age in the CIA(原題)」に基づくアップル・オリジナルドラマシリーズへの主演が決まっていたが、、バラエティによれば、「Life Undercover: Coming of Age in the CIA(原題)」は脚本の段階でつまずき、現在は保留となっているとのことだ。