松坂桃李&仲野太賀、藤本美貴のサプライズ登壇に大興奮「ホンモノだー!」「天地がひっくり返った」
2021年2月3日 15:00
松坂桃李が「ハロー!プロジェクト」(ハロプロ)に青春を捧げるアイドルオタクを演じる「あの頃。」の公開直前イベントが2月3日、東京・スペースFS汐留で行われ、松坂のほか、仲野太賀、コカドケンタロウ、原作者の劔樹人氏が出席。また、キャストへの“完全サプライズ”として、「モーニング娘。OG」の藤本美貴が登壇した。
今泉力哉監督が、「神聖かまってちゃん」の元マネージャー・劔氏の自伝的コミックエッセイを実写映画化。ハロプロの名曲とともに、アイドルオタクたちの友情が描かれる。松坂は、大学受験に失敗し、彼女なし、金なしのどん底生活を送るなか、アイドルの松浦亜弥に魅せられていくという主人公の劔樹人役を演じている。
劇中に登場するアイドルオタクたちは、実在の人物がモデルとなっている。劔氏いわく、モデルとなった人物たちは「全員“怪人感”がある」とのこと。コカドは「やっぱり皆ちょっとおかしかった」と口火を切り、若葉竜也が演じる西野氏について「(本人が)控え室にいらっしゃったんですが、そこから動こうとしなかった」と説明。すると、仲野は「それまでは僕たちの控え室だったんですよ。撮影を終えて戻ったら、まだソファーに座っている。そうしたら、そこでパソコンも開き始めた(笑)」と補足した。
さらに、仲野は「こんな青春をおくってみたかった。もっと伸び伸びしていいんだ、もっとやっていいんだ、と。本人が“怪人”だから、やっていることのスケールが大きかった」と述懐。一方、松坂は「僕らが想像している以上のリミッターを持っていた。どれだけやっても、むしろそのリミッターに届かないんじゃないかと思うくらい(笑)」と思い出深い役作りとなったようだ。
2月3日が「絵手紙の日」であることから、松坂らには劔氏の思いをつづった手紙、イラスト色紙を贈られ、さらなるサプライズとして、仲野扮するコズミンの“推し”として登場する藤本がステージに姿を現した。「ホンモノだー!」と絶叫した仲野は、何故か汗が止まらず。同じく動揺を隠せない松坂とともに「急にキョドリ始めてしまった」「天地がひっくり返った感じがした」と心ここにあらずという表情を浮かべていた。
本作を鑑賞した藤本は「私たちはステージに立っている側なので、ファンの方々が普段どんなことをしているのかというのを知らなかったですし、あんなにも熱く、人生を賭けて応援してくださっていたということに感動しました。今は『声を出さない』『手拍子だけ』という状況ですが、コロナが収まったら、当時の映像のような盛り上がるライブをやって、色んな人に見に来てほしいなと思いました」としみじみ。やがて、松坂は思わぬサプライズにドギマギしながらも、作品へ込めた思いを明かした。
松坂「『ハロー!プロジェクト』にかかわらず、誰しも“あの頃”というものはあると思うんです。恋人や友だち、色々な人と共有していた“あの頃”“あの時”。それが一番だったということではなく、それがあったからこそ“今”が良いよねと思える。これからきっと良いことがあると感じられる、そんな心の風を通してくれるような温かい作品になっています」
「あの頃。」は、2月19日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
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