カンヌ国際映画祭、7月に延期 2年連続で新型コロナが影響
2021年1月29日 11:00

毎年5月に行われるカンヌ国際映画祭が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で7月に延期された。
同映画祭の公式サイトは、5月11~22日に実施を予定していた第74回カンヌ国際映画祭を、7月6~17日の開催に延期したと発表。映画祭側は20年秋、世界各地における新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、日程を変更する可能性があると発表していた。
フランスでは現在、夜間外出禁止令が発令されているうえに、ヨーロッパでワクチンの供給が遅れていることから、映画祭の延期は当然の判断といえそうだ。
なお、カンヌ国際映画祭が新型コロナウイルスの影響を受けるのは、単独開催中止に追い込まれた20年に続き2年目。20年は、「オフィシャル・セレクション2020」と題した20年のラインナップを発表し、ほかの映画祭とタイアップしてオンライン上映を実施したものの、ほとんど話題にならなかった。
7月に延期となった今年のカンヌ国際映画祭も、今後のコロナウイルスの感染拡大状況によっては、中止となる可能性もありそうだ。
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