阪元裕吾監督のハードボイルドアクション「黄龍の村」公開決定、ポスターアートお披露目
2021年1月23日 09:00

24歳にして数々の映画祭で賞を受賞し、日本暴力映画の新星として注目されている阪元裕吾監督によるオリジナルのハードボイルドアクション映画「黄龍の村」が完成。今年夏以降に劇場公開されることが決定し、ポスターアートが公開された。
阪元監督は、20歳で発表した殺人を趣味にするカップルを描いた「ベー。」で「残酷学生映画祭2016」のグランプリを受賞した際に、白石晃士監督に「才能に嫉妬する」と言わしめた。サイコ殺人鬼と凶暴兄弟の対決を描いたウルトラ暴力映画「ハングマンズ・ノット」では、「カナザワ映画祭2017」で期待の新人監督賞と出演俳優賞を受賞。続くパン屋を舞台にしたブラックコメディ「ぱん。」(辻凪子と共同監督)では「MOOSICLAB」短編部門グランプリ、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」で短編コンペティション部門グランプリを受賞。さらに海外映画祭初参加で挑んだ「プチョン国際ファンタスティック映画祭」では審査員特別賞受賞を果たすなど、大学在学中に圧倒的な暴力描写で自主映画界を席巻した。
商業デビュー作となった「ファミリー☆ウォーズ」は、実際に起こった事件からインスパイアされたオリジナル・バイオレンス作品。子どもを轢き殺した認知症の祖父を家族が餅を食べさせて殺そうとするというあらすじとそのビジュアルが発表されるや、不謹慎だとSNSで大論争を巻き起こした。しかし、上映の際にはホラー映画やバイオレンス映画のファンが劇場に駆けつけ、残虐さと滑稽さ、血と笑いの絶妙さが絶賛される。そして、「最強殺し屋伝説国岡」も「ゆうばりファンタスティック国際映画祭画祭2019」で好評を得た。本日1月23日に「未体験ゾーンの映画たち2021」で、福士誠治主演作品「ある用務員」が公開される。
「黄龍の村」は、若者8人がキャンプ場へ向かう途中、携帯も繋がらない山の中で車がパンクし、助けを求め歩きトンネルを抜けると、包丁が頭に刺さった案山子がある奇妙な村「龍切村」にたどり着く。そして、その村を舞台に、狂気の集団と若者たちの抗争劇が始まる。
キャストは、現在放送中の「魔進戦隊キラメイジャー」キラメイブルー役で注目の水石亜飛夢をはじめ、松本卓也、鈴木麻由、秋乃ゆにら今後の活躍が期待される若手俳優が揃った。また、「黄金を抱いて翔べ」(井筒和幸監督)で51歳で俳優デビューした海道力也、プロ格闘家だった2009年の「クローズZERO II」を皮切りに、現在公開中の「新解釈・三國志」にも出演している一ノ瀬ワタルらが脇を固めている。音楽は遠藤浩二。主題歌は、日本のオルタナティブ・ロック界で注目のHelsinki Lambda Club(ヘルシンキ・ラムダクラブ)。
脚本・編集も手掛けた阪元監督は「自身のオリジナル企画として作った、ごった煮の映画となっています。原作物の企画が通りやすい現状で、オリジナル脚本でこのような作品を撮れたことを大変うれしく思います。目まぐるしく変わっていく状況や俺のアイデアに全力で応えてくれた水石亜飛夢はじめ多くの役者たちには本当に感謝したいです。本当に素敵なキャストやスタッフに囲まれて、自分らしいオリジナル映画が完成しました」などとコメントしている。
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