イーサン・ホークが孤高の発明家に「テスラエジソンが恐れた天才」場面写真　カイル・マクラクランが演じるエジソンと対峙

2021年1月7日 12:00

イーサン・ホークが、オバマ元米大統領、故スティーブ・ジョブズ、イーロン・マスクらから熱いリスペクトを受ける発明家ニコラ・テスラを演じる映画「テスラエジソンが恐れた天才」の場面写真が、本日ニコラ・テスラの命日1月7日に公開された。何かを見据えるテスラ、眩い電球に触れようとするカイル・マクラクラン演じるエジソン、そして対峙する二人の緊張感溢れるシーンが切り取られている。

交流電流によって、直流電流のエジソンとの電流戦争に勝利しながら、無線送電やロボットなど未来を予測した研究も発表するが資金難に苦悩し、独りホテルで生涯を終えたテスラ。本作は、人々の思考の先をゆく天才ゆえに、孤独な人生を歩んだテスラの半生を描いた伝記映画だ。

テスラのライバルともいえるエジソンを、「ツインピークス」シリーズなどのカイル・マクラクランが演じている。マクラクランは以前、「ハムレット」（00）でイーサン・ホークとマイケル・アルメレイダ監督と仕事をしており、「2人と仕事をすることは大好きで今回もすごく興奮していたけど、インディペンデント映画を作るということは非常に困難で、時間がかかり厳しいプロセスがあります。資金面についても。ニューヨークの近辺で撮影をしていたのですが、自分のアパートまで迎えにきてもらう車代が捻出できなかったので、撮影現場までは地下鉄に乗って“現地集合”していました。待機場所も大部屋スタイルで、みんなと一緒でちょっとした家族のような感覚を感じました。またはひと夏のキャンプのような体験！」と、インディペンデント映画ならではの現場の思い出を振り返っている。

3月26日から、ヒューマントラストシネマ有楽町他全国順次公開。