「トトロ」「千と千尋」に続くヒットとなるか? 「崖の上のポニョ」12月31日から中国公開
2020年12月29日 12:00

スタジオジブリの長編アニメーション「崖の上のポニョ」が、12月31日から中国本土で公開されることが決定。「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」に続き、宮崎駿監督作品が3年連続で中国で披露されることになった。
「崖の上のポニョ」は、アンデルセン童話「人魚姫」をモチーフに、人間になりたい魚と少年の心温まる交流を描いたファンタジー。日本では2008年に公開され、興行収入は約155億円。中国では「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」の封切り時と同じく、同タイミングでの中国公開は実現しなかった。
中国では海賊版を通じて、多くの人々が鑑賞済み。ソーシャル・カルチャー・サイト「Douban」のデータによれば、“見た”をチェックしたユーザーは、約60万人を超え、点数は8.5という高スコア。世代を問わない「必見のアニメーション映画」として認識されている。

宮崎監督は「千と千尋の神隠し」の上映時と同様に、中国に手書きのメッセージを送っている。その内容は「ポニョがあなたに喜びを与えられたらいいな!」というもの。日本公開当時に海賊版で鑑賞した若い人々は、既に子を育てる親世代に。「自分の子どもを連れて、劇場へポニョに会いに行きます」というコメントも多く見受けられる。
なお、「となりのトトロ」の中国での興収は、1.73億元(約27.6億円)。そして「千と千尋の神隠し」は、4.88億元(約75.6億円)を記録しており、中国における日本映画の歴代興収3位となっている。
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