「TAAF2021」アニメ功労部門にジブリの鈴木敏夫、「ガンダム」富野由悠季、声優の羽佐間道夫ら
2020年12月17日 20:00

2021年3月12~15日に東京・池袋で開催される国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル 2021(TAAF2021)」の「アニメ功労部門」に選ばれた受賞者8人が発表された。
「東京アニメアワードフェスティバル」は、 02年から「東京国際アニメフェア」内で行われていた「東京アニメアワード」を独立・発展させた国際アニメーション映画祭。「東京がアニメーションのハブになる」をスローガンに、次世代のアニメーション制作を担う人材の発掘・育成等を行い、東京のアニメーション文化と産業の発展・振興を図るべく14年から毎年開催されており、今回が8回目となる。
「アニメ功労部門」は、アニメーション産業・文化の発展に大きく寄与した人物を顕彰する。今回は、スタジオジブリの全作品をプロデュースしてきた鈴木敏夫、 国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の原作者である漫画家の故さくらももこさん、 「ドラゴンボールZ」のシリーズ構成を多年にわたって務めた脚本家の小山高生、 「機動戦士ガンダム」の原作者で総監督も務めた演出家の富野由悠季、「未来少年コナン」や「火垂るの墓」などに参加し、宮崎駿や高畑勲からの信頼もあついアニメーターの才田俊次、スタジオジブリ作品や「AKIRA」など、さまざまな作品のクオリティ向上に貢献したアニメーション編集者の瀬山武司、数千作品ものスタジオコーラスやCMソングに携わり“スキャットの女王”の異名をとる歌手の伊集加代、シルベスター・スタローンの洋画吹き替えやOVA版「銀河英雄伝説」への出演などで知られる声優の羽佐間道夫が選ばれた。
また「君の名は。」「おそ松さん」など数多くのアニメーション作品の予告編を手がける映像ディレクター・依田伸隆が制作した、「TAAF2021」のプロモーションビデオも公開された。「鬼滅の刃」をはじめとする「TAAF2020」の各部門受賞作品を中心に、同映画祭に集まる多数の作品を詰め込んだ内容で、30秒バージョンと15秒バージョンが2本ずつ公開されており、それぞれ羽佐間が異なるテンションでナレーションを担当している。
羽佐間は「『TAAF』は、前身の『東京国際アニメフェア』時代から携わっていた、とても思い入れの深いイベントです。アニメ功労部門の賞を頂戴し、PVのナレーションも担当させていただくことになり、大変光栄に感じています」と感慨を語り、PV収録の舞台裏について「『東京国際アニメフェア』で声優のステージをプロデュースしていた、あの頃を思い出しながら挑ませていただきました。お送りいただいた映像に仮で入っていたナレーションディレクター依田さんの声がとてもよかったので、負けないように、と力を注ぎました。依田さんとの雑談の中から生まれたアイデアを活かして、アドリブ入りのちょっと面白いバージョンも作らせていただきました」と明かした。
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