【全米映画ランキング】「クルードさんち」続編がV3 「ワンダー・ウーマン」リバイバルが9位に
2020年12月16日 13:00

コロナ・パンデミックによる死者が30万人を超えたアメリカ。例年ならクリスマス向けの大作が公開される12月の第2週だが、今年はメジャースタジオ作品の公開はなく、感謝祭向けに公開されたドリームワークス・アニメ「クルードさんちのはじめての冒険」の続編「The Croods: A New Age」が約300万ドルの興収で首位に居座り、V3を果たした。
同作は、北米での累計興収を約2400万ドルとし、全世界興収は中国などでのヒットで約7600万ドルに到達。2013年公開の第1作の興収(北米:約1億8700万ドル、全世界:約5億8720万ドル)には遠く及ばないが、コロナ・パンデミック下においては異例のヒットとなっている。
2位は前週と変わらず、メキシコ人とアメリカ人の「異母兄弟」による珍道中を描いたロードムービー「Half Brothers」。興収約49.5万ドルで累計は約138万ドル。
前週同様に先週末もメジャースタジオの新作公開がなかったため、3位以下はウィル・フェレル主演「エルフ サンタの国からやってきた」、ロバート・ゼメキス監督「ポーラー・エクスプレス」、チェビー・チェイス主演「ナショナル・ランプーン/クリスマス・バケーション」、そして続編がクリスマス公開予定の「ワンダー・ウーマン」などワーナー系配給のリバイバル上映が目立った。
その他、約450館で公開され、VODも同時スタートしたエミリー・ブラント、ジェイミー・ドーナン、ジョン・ハム、クリストファー・ウォーケン出演のドラマ「Wild Mountain Thyme」(ジョン・パトリック・シャンリー監督)は圏外スタートとなった。
今週末は、カプコンの同名人気ゲームを「バイオハザード」シリーズの主演ミラ・ジョボビッチ&ポール・W・S・アンダーソン監督で映画化した「モンスターハンター」が公開となる。
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