トランス女性役を当事者自らが演じる映画が製作決定 主演イシヅカユウ、原案は文月悠光
2020年12月11日 12:00

日本で初めてトランスジェンダー当事者の女性俳優を公募した映画「片袖の魚(仮題)」の製作が決定した。
16歳で現代詩手帖賞、史上最年少18歳で中原中也賞を受賞し、以降もエッセイ集の刊行など幅広く活躍する詩人・文月悠光の詩「片袖の魚」(詩集「わたしたちの猫」/ナナロク社刊)が原案。主役およびその友人役にトランスジェンダー当事者の女性俳優を公募し、ファッションモデルで、最近ではテレビやラジオなどで、自身の体験や意見を発信するなど、活動の場を広げているイシヅカユウが、多数の応募者の中から主役のひかりに選ばれた。
「劇場版 喧嘩番長」シリーズ、「はぐれアイドル地獄変」(20)といった商業作品のほか、近年では「老ナルキソス」(17)、「ホモソーシャル・ダンス」「帰り道」(ともに19)など、自主制作作品が国内外の映画祭で高い評価を得ている東海林毅が、文月の詩から脚本化し、監督を務める。
ひかりの友人の千秋役には、性別適合手術後に女優・タレントとして芸能事務所へ所属した広畑りか。また、ひかりの同僚役で、猪狩ともか(仮面女子)も出演することが決定している。
映画初主演となるイシヅカは「新しいことに挑戦するのはいつも不安ですが、お芝居の渦中に身を投じ、自分の中にあるものと自分の中に無いものを重ねて一つの像を作る途方もない作業を楽しんでいます。ご期待下さい」とコメント。文月は「とても大切な映画です。文月も監督も主演のイシヅカユウさんも、本作に携わる多くの方にとって『片袖の魚』は大きな『挑戦』になります。それが何より嬉しいです。今はまだ稚魚のような心持ちですが、公開までどうか温かく見守って頂けたら幸いです」と映像化に期待を寄せている。
「片袖の魚(仮題)」は年内に完成、2021年の劇場公開を予定している。
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