「アバウト・タイム」越えの仏発ロマコメ「ラブ・セカンド・サイト」日本公開再決定!
2020年12月4日 11:00

フランスで大ヒットを記録した「あしたは最高のはじまり」のユーゴ・ジェラン監督と、「エール!」の製作陣がタッグを組んだ「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」が、2021年5月7日に公開されることが決定した。
本作は、若くして結婚したジェラン監督が、自身の結婚生活を見直すことで生まれたオリジナルラブストーリー。フランスの映画情報サイト「ALLOCINE」の2010年代のロマンティックコメディ映画ランキングで、「アバウト・タイム 愛おしい時間について」をおさえ第1位を獲得している。当初は今年5月1日に日本公開予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていた。
高校時代にひと目惚れをして結婚したラファエルとオリヴィアだったが、結婚から10年が経ち、ラファエルは長年の夢だったSF作家として成功していく。一方、オリヴィアは小さなピアノ教室を開いており、自分勝手なラファエルとの生活に孤独を感じていた。そんなある日、我慢の限界に達したふたりは大喧嘩に。翌朝ラファエルは、自分がしがない中学校教師になり、オリヴィアが人気ピアニストとして活躍するもうひとつの世界で目覚める。その世界のオリヴィアは、ラファエルのことを知らず別の相手との結婚を決意していたが、元の世界では自分勝手だったラファエルの“恋”が、別世界で“愛”に変わっていく。
主人公ラファエルを演じるのは、第72回カンヌ国際映画祭で前途有望な若手俳優に贈られる「ショパール・トロフィー」を受賞し、「私の知らないわたしの素顔」で大女優ジュリエット・ビノシュと共演したフランソワ・シビル。オリヴィア役は、フランスの名門校を卒業した経歴も持つジョセフィーヌ・ジャピ(「最後のマイ・ウェイ」)。シビルとジャピは、本作での共演をきっかけに私生活で交際へと発展しており、ふたりの息の合った演技にも注目だ。
日本公開再決定に伴い、ジェラン監督がメッセージを発表。「日本で劇場公開されるということを、とても光栄に感じています。僕自身、日本に早く行ってみたいと思っています。新型コロナウイルスによるパンデミックが、世界中で2020年を困難な年にしましたが、こうして笑顔で未来を見据え、美しい日本という国で私の3作目の映画が公開されるのだと思うとワクワクしています。こういう大変な時期を過ごした後の来年の5月、みんながまた改めて映画館で、この作品を通して集まって笑ったり、感動したりすることが出来れば、素晴らしいなと思っています」と期待を込めている。
「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」は、21年5月7日に東京・新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャインほか全国で順次公開。
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