ベストセラー小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」森山未來主演でNetflix映画化決定 2021年配信
2020年11月20日 10:00
作家・燃え殻による小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」(新潮文庫刊)を原作とする、同名Netflix映画の製作が決定、森山未來が主演を務めることがわかった。配信は2021年の予定。
物語は、ある朝の満員電車の中で、昔の恋人に間違えてフェイスブックの友達申請を送ってしまった主人公「ボク」の混沌とした1日から始まる、過去と現在をSNSが繋ぐラブストーリー。「ボク」を演じる森山は、「“失われた10年”とも言われる1990年代。そんな不安定な時代に、恋に音楽に仕事に燃えたどこの馬の骨ともしれない主人公。過ぎ去った、その後には何が残っているのだろう。今になってその燃え殻をどう見つめるのだろう。視線をそむけようとも、ただ静かに見守るしかない。この物語にはエンドロールはひとつしかない、ですよね」とコメントを寄せた。
監督は、犬童一心、阪本順治らの助監督を務めた後、企業CM、欅坂46やサカナクションなどのMVを手掛け、「恋のツキ」(18)でドラマ初監督を務めた森義仁。本作が映画監督としてのデビュー作となる。森は、「誰しも誰かに出会うことで自分を形成し、自分がみる風景を変えていく。そういうどこにでもある人生。森山未來さんが演じる主人公の人生と観ているあなたの人生が交差するような新しい感覚を持った映画にしたいと思います」と意欲を語っている。
2016年に初版発行されて以来、世代を超えて共感の声が広まり続けている本作は、ウェブメディアの連載やSNS上で話題を呼び、原作の文庫本にエッセイを寄せたあいみょんをはじめ、糸井重里、小沢一敬、会田誠、吉岡里帆、EXITの兼近大樹ら様々なジャンルのクリエイターや著名人から絶賛された。多くの読者が、自分の経験や過去の想いと「ボク」のそれを重ね合わせ、90年代のカルチャーを懐かしみながら楽しめると様々な年代を魅了し続けている。
Netflix映画「ボクたちはみんな大人になれなかった」は、2021年全世界配信予定。
としてご一緒できることに心から楽しみです。
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