コロナ禍が生んだ“Zoomホラー”! ジェイソン・ブラム絶賛「ズーム 見えない参加者」21年1月公開
2020年11月16日 17:00

WEB会議ツール「Zoom(ズーム)」で全編が製作されたホラー「HOST(原題)」が、「ズーム 見えない参加者」の邦題で、2021年1月15日から公開されることが決定した。
離れた者同士を繋げて会話を楽しんだり、打ち合わせが出来るWEB会議ツール「Zoom」に、もしも悪霊が取り憑いたら――。本作の舞台は、新型コロナウイルスによってロックダウン中のイギリス。「Zoom」を介して死者と交信を行う「Zoom交霊会」を始めた6人の男女が、次々と起こる不可解な現象に直面。恐怖から逃げようにも、ロックダウン下で外には出られない。安全なはずのステイホームは、悪霊の前では機能しなかった。
新型コロナウイルスでロックダウン中のイギリス。6人の友人グループは、ロックダウン中も週に1度は「Zoom」を介して定期的に集まろうと約束を交わす。ある時、グループの1人、ヘイリー(ヘイリー・ビショップ)が霊媒師をゲストに招き、「Zoom交霊会」をしようと提案。メンバーはヘイリーの新しい提案にのり、いつもの飲み会のノリで和気あいあいと交霊の儀式を始める。部屋の照明を落とし、ろうそくを用意して、霊媒師の先導で進行していたが、そのうちそれぞれの部屋で異変が起こり出す。霊媒師が除霊を試みるが、効果はなし。不気味な現象は次第にエスカレートしていく。
史上初の“Zoomホラー”を手掛けたのは、若干17歳で初監督を務めた「Strings(原題)」で、英国インディペンデント映画賞レイダンス賞史上最年少受賞を果たした逸材ロブ・サベッジ。企画から公開まで、わずか12週間で完成させたその手法に、映画界から注目が集まっている。
本作の誕生のきっかけは、サベッジ監督自身が友人同士で実際に行ったオンライン飲み会。サベッジ監督が仕掛けた“いたずら”の様子をTwitterに投稿したところ、ネット上で拡散し、米最大のホラー映画配信サービス「Shudder(シャダー)」で映画化が決定した。配信された直後は、米批評家サイト「Rotten Tomatoes」で100%を記録。多数のメディアから注目され、ホラーのヒットメーカーであるジェイソン・ブラムもTwitterで「最高傑作!!!!」と絶賛した。
サベッジ監督、俳優、スタッフは密を回避するため、全編「Zoom」での撮影を実施。撮影前のリハーサルで行った「交霊会」では、実際に心霊現象が起きたようだ。この模様は、本作の本編終了後に、約5分間のメイキング動画として鑑賞できる。さらに、この不可解な現象が起こるミーティング(=映画)に、1000円で劇場から参加(=鑑賞)できる事も決定した。
「ズーム 見えない参加者」は、21年1月15日から東京・新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン、シネクイントほか全国公開。
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