仲野太賀、感極まる！「泣く子はいねぇが」クランクアップ映像

(C)2020「泣く子はいねぇが」製作委員会

新鋭・佐藤快磨監督がメガホンをとった「泣く子はいねぇが」で、主演の仲野太賀がクランクアップする様子を収めた映像が披露された。感極まりながら、佐藤監督をはじめスタッフらに感謝を伝えている。

是枝裕和監督が率いる映像制作者集団「分福」が企画協力し、秋田・男鹿半島の伝統文化である「男鹿のナマハゲ」から、「父親としての責任」「人としての道徳」というテーマを見出した、佐藤監督（「ガンバレとかうるせぇ」「歩けない僕らは」）の完全オリジナル作品。親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公・たすく（仲野）が過去の愚行と向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描く。

公開された映像は、最後のシーンを撮り終わり、5年ぶり2度目のタッグとなる佐藤監督と熱い抱擁を交わす仲野の姿から始まる。少し言葉に詰まりながらも、本作に関わった人々へ感謝を述べた仲野は「以前、佐藤監督と一緒に中編の作品を撮っていて、その時から監督は『次はナマハゲの映画がやりたい』とずっと言っていて、実現すればいいなと思っていたところ、数年後にこのお話をいただき、さらに数年後、実際にやれると聞いて、今があります」と、感慨深げにクランクアップを噛み締める。

そのほか、仲野が佐藤監督の印象を語りスタッフを爆笑させる姿なども収められ、撮影現場の和やかな雰囲気も伝わる映像になっている。

「泣く子はいねぇが」は、11月20日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。