米HBOの新リミテッドシリーズからミシェル・ウィリアムズ降板 代役にジェシカ・チャステイン
2020年11月5日 11:00
女優のミシェル・ウィリアムズが、米HBOの新リミテッドシリーズ「Scenes From A Marriage(原題)」にオスカー・アイザックと主演する予定だったがスケジュールの都合で降板し、ジェシカ・チャステインが代役を務めることが明らかになった。米Deadlineが独占で報じている。
同作は、スウェーデンで1973年に放送された巨匠イングマール・ベルイマン監督・脚本によるミニシリーズ「ある結婚の風景」を、リミテッドシリーズとして新たにリメイクする企画。
ノア・バームバック監督の映画「マリッジ・ストーリー」(アダム・ドライバー&スカーレット・ヨハンソン主演)に大きな影響を与えたとして再び注目を集めているオリジナル版が、理想的な結婚生活を送っていた夫婦の離婚へと向かう苦悩に満ちた道のりを描いたのに対して、リメイク版では愛憎と欲望、一夫一婦制といったテーマを、現代アメリカの夫婦ならではの視点から描き直す内容になるようだ。
リメイク版では、米ヒットドラマ「アフェア 情事の行方」「Our Boys(原題)」のハガイ・レビが監督・脚本・制作総指揮の3役を兼任するほか、マイケル・エレンバーグ(「プロメテウス」)、ラース・ブロムグレン(ドラマ「ブリッジ 国境に潜む闇」)、主演のアイザックとチャステインが制作総指揮に名を連ねる。
ジュリアード音楽院の同級生で、長年の友人であるアイザックとは、2014年の映画「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」以来の共演となるチャステインは、「X-MEN:ダーク・フェニックス」のサイモン・キンバーグ監督がメガホンをとる新作スパイスリラー「355(原題)」で主演を務めるほか、米カントリー歌手タミー・ワイネットと夫ジョージ・ジョーンズを描く米スペクトラムのミニシリーズ「The Eyes Of Tammy Faye(原題)」でテレビドラマ初主演を果たす。