劇場版「ポケモン」最新作「ココ」は現在も製作中 中川翔子、矢嶋哲生監督の“HP”気遣う
2020年11月4日 21:05

「ポケットモンスター」シリーズの劇場版第21作「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」が11月4日、第33回東京国際映画祭のジャパニーズ・アニメーション部門の特集「『劇場版ポケットモンスター』の世界」で上映された。ゲスト声優を務めた中川翔子、矢嶋哲生監督が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台挨拶に立った。
矢嶋監督は、劇場版シリーズ最新作「劇場版ポケットモンスター ココ」も手がけるため、イベント後半は「ココ」に話題が集中した。12月25日に公開が迫っているが、矢嶋監督は「今現在も作り続けている。進行中でして」と告白。劇場版シリーズ“常連”で、「ココ」にも出演している中川は「(公開日が)夏から冬になったけど、ずっと作ってるんですね! それだけクオリティを!!」と驚きの声をあげ、「本当に愛ですよね。仕事ということではなく、仕事を超えて。ポケモンのためなら、HP削れようが……HP削れてますよね?」と矢嶋監督の体調を気遣った。

「皆さんに届けるまで、納得いくものを作ろうと思っています」と熱い思いをのぞかせる矢嶋監督。本部門のプログラミング・アドバイザーを務めるアニメ評論家・藤津亮太氏が、「ココ」の作品テーマを問うと、矢嶋監督は「監督として描けるものが僕のなかにあるかなと考えた時に、息子の顔が思い浮かんで。描けるとするなら親子の愛なのかなと思い、提案させていただいた」と振り返る。「僕は息子によって人生観がかなり変わったんです。それを皆さんと共有できると、より感動するお話になるのかなと思って、作らせていただきました」と作品に込めた思いを明かした。

矢嶋監督と同世代、ともに“ポケモンネイティブ”だという中川の“ポケモン愛”も負けていない。「ココ」の公開に向けて「サトシがいつも『夏はポケモン!』って言って、(劇場版「ポケモン」は)夏の風物詩となっていましたが、初めて(公開時期が)冬になったので「ポケモン」がくれる大きなクリスマスプレゼントになりますよね。こういった大変な世界だからこそ見つかる星もあるということを、『ココ』という映画のなかでものすごく描かれていると思います!」と熱心に呼びかけていた。
第33回東京国際映画祭は、11月9日まで開催。
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