世界的二世俳優同士が共演! “空想上の親友”に翻ろうされる異色スリラー、21年2月公開
2020年10月29日 18:00

アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガーと、ティム・ロビンス&スーザン・サランドンの息子マイルズ・ロビンスが共演した映画「Daniel Isn't Real(原題)」が、「ダニエル」の邦題で、2021年2月5日から公開されることが決定した。
本作は、内気で繊細な青年と、圧倒的カリスマ性を持つ“空想上の親友(イマジナリー・フレンド)”の恐ろしくも美しい関係を描いた異色スリラー。確かな表現力と美しさを備えたキャスト陣の熱演に加え、先が読めないストーリー展開が評判となり、米映画評論サイト「Rotten Tomatoes」では、91%の高評価(2019年7月9日時点)を記録した。
タイトルの「ダニエル」は、主人公ルークにしか見えない“空想上の親友”のこと。幼少期のある事件をきっかけにその存在を封印していたルークだったが、時が経ち孤独と不安に苛まれたことで、長年の封印からダニエルを呼び起こす。カリスマ性溢れる美青年の姿で現れた“空想上の親友”の助言によって、ルークの生活は一変。何もかもが順調に進み、やがてダニエルが必要なくなっていく。しかしダニエルはそれを許さず、次第にルークの精神を支配しようと動き出す。
ロビンスが演じたのは、主人公ルーク。自己喪失していく難しい役どころを熱演し、第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭で男優賞を受賞した。一方、シュワルツェネッガーは妖しくも美しいダニエル役に。美しさの中に狂気を感じさせるキャラクターで新境地を見せている。
製作を務めたのは、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの主演としても知られるイライジャ・ウッド。2010年に制作会社を設立して以来、個性的な作品を精力的に発表し、今や映画ファンからもプロデューサーとして一目置かれる存在となっている。監督、脚本を担当したのは、次世代のスリラー&ホラーの担い手として期待を集めるアダム・エジプト・モーティマー。子どもの頃に“空想上の親友”を持った経験があり、本作の作り手にふさわしい逸材だ。
「ダニエル」は、21年2月5日から東京・新宿武蔵野館、渋谷パルコ8F WHITE CINE QUINTO、グランドシネマサンシャインほか全国公開。R15+指定。
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