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波瑠&安田顕「ホテルローヤル」撮影地・北海道に凱旋! 「背中をそっと押してくれる作品になった」

2020年10月20日 18:30

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北海道に帰ってきた!
北海道に帰ってきた!
(C)桜木紫乃/集英社 (C)2020映画「ホテルローヤル」製作委員会

波瑠が主演し、第149回直木賞を受賞した桜木紫乃氏の小説を実写映画化する「ホテルローヤル」の北海道凱旋報告会が10月19日、北海道・札幌グランドホテルで行われ、波瑠と桜木氏のほか、共演の安田顕武正晴監督(リモートでの参加)が出席した。

累計発行部数100万部を突破した原作は、桜木氏自身の生家でもある北海道・釧路湿原に立つラブホテルを舞台に、現在から過去へ時間軸をさかのぼり、ホテルの盛衰とそこを訪れる人々の生と性を、切なくも瑞々しいタッチで描いた7編からなる連作小説。映画版は、閉塞感のある日常を離れ、ホテルローヤルの扉を開く男女、問題を抱える経営者家族・従業員の姿を、経営者家族のひとり娘・田中雅代(波瑠)を主軸に描く。

本作は、2019年5~6月、北海道の札幌と釧路で全編撮影が行われた。波瑠と安田は「最近は皆さんの前に立って挨拶をさせていただくことが減ってしまってすごく寂しいなと感じていましたが、今日は皆さんの前でお話しすることができて嬉しいです」(波瑠)、「北海道を舞台にした物語で、北海道で撮影された作品に、北海道出身の私がこうやって参加できることを本当に嬉しく思います」(安田)を胸中を吐露。桜木氏は「直木賞から7年経って、映画として新たにお届けすることができました。武監督、ありがとうございました。波瑠さん、安田さんと一緒に今日を迎えられたこと、本当にありがたいことだと思っています」と万感の思いを語った。

波瑠はオファーを受けたことについて「7年前に直木賞を受賞された時にすぐに買って読みました。映画化するというお話をいただいた時に、印象に残っていた作品なので、すぐに『ありがとうございます。受けさせていただきます』と返事をしました」と述懐。「台本を読んでみると、雅代は主人公ですが、物語の色々な出来事を端っこで眺めているような、主張がなかなか見えてこない女性。台詞も『……』が多く、ただ立っているだけになるのではという不安もありましたが、雅代とホテルローヤルの物語の中に一つ一つ普遍的にあるものを見つけられたらと思いながら挑みました」と明かした。

波瑠「私が演じた雅代は自分の生まれた環境に疑問を持っていて、それと同時に嫌悪感みたいなものも抱いていて、ものすごく葛藤した思春期を送っています。結果的に親の跡を継ぎホテルの女将になっていきますが、自分の置かれている状況にうんざりしています。さらにはその状況を変えることもしない自分に一番うんざりしていているんです。そのような一人の女の子が初めて自分の人生を肯定して、自分の足で歩み、自分の色で人生を彩って生きていきたいと思う瞬間がこの作品にはあると思っています。観てくれた人の背中をそっと押してくれる作品になっています」

「随分前から桜木さんに『もし私の作品が映画化することがあったらぜひ出てくだいね』とありがたい言葉をいただいていたんです」と語る安田。「俳優としてこの作品に呼んでいただいて、本当にありがたく思っています」と感謝の言葉を述べ、「切ないんだけど、じわっと温かい涙が出てくるんです。余貴美子さんと斎藤歩さん夫婦や、内田慈さんと正名僕蔵さん夫婦のシーンなど、切なくてでも温かくてとてもいいんです。このような状況の中で、北海道を舞台にした作品を上映できること心から嬉しいです。北海道の人には、ぜひ観てほしいです」とアピールする。

桜木氏と武監督は「私は無意識に書いていたけれども、映画を観て改めて、積極的に逃げるということは、とても前向きなことなんだなと教えられました。北海道から出発する物語。前向きに歩いていきたいと思える作品です」(桜木)、「30年のホテルの物語です。映像というのは、『1スジ、2ヌケ、3ドウサ』という教えがありますが、桜木さんの原作があって、北海道という風景があって、素晴らしい俳優が揃いました。こういう映画ができて本当に幸せです」(武監督)とコメントを寄せていた。

ホテルローヤル」は、NHK連続テレビ小説「エール」の清水友佳子が脚本を担当。11月13日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

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