ジェームズ・キャメロン監督、「アバター2」撮影完了を報告 「アバター3」も95%終了済み
2020年9月30日 11:00
[映画.com ニュース] これまで何度となく公開延期が発表されてきた「アバター」シリーズが、着実に完成に近づいているようだ。ジェームズ・キャメロン監督が明かした。
キャメロン監督は、盟友アーノルド・シュワルツェネッガーが主催する地球環境サミット「オーストリアン・ワールド・サミット」に、ロケ先のニュージーランドからZOOMを通じて登壇。「アバター」シリーズの近況について聞かれると、「新型コロナウイルスには、みんなと同じように影響を受けた」とコメントした。4カ月半にわたり製作中断が余儀なくされ、その結果、「アバター」シリーズの公開予定日はすべて1年間延期。「アバター2」の公開は、2021年12月から22年12月に延期されている。
しかしキャメロン監督は、この状況下で「『アバター2』の完成のためにさらに1年間の猶与を得たというわけではない」「『アバター2』を納品したら、すぐに『アバター3』の仕上げに取りかからなくてはいけないからね」と付け加えた。現在、ニュージーランドでの実写撮影に関しては、「『アバター2』は100%完了、『アバター3』は95%終了している」と断言している。
なお、プロデューサーのマーティン・ランドーは、米エンターテイメント・ウィークリーの取材で、「アバター2」はジェイク・サリー(サム・ワーシントン)とネイティリ(ゾーイ・サルダナ)の子どもたちを主人公にしていると告白。「これまでになかった若々しい要素が、この映画に違った種類のエネルギーをもたらしてくれています。彼らはパンドラの未来の世代の代表で、この作品だけでなく、『アバター』全作品で非常に重要な役割を果たしています」とコメントしている。
現時点での「アバター」シリーズの全米公開予定日は以下の通り。
「アバター2」22年12月16日
「アバター3」24年12月20日
「アバター4」26年12月18日
「アバター5」28年12月22日