「ブラック・ウィドウ」「エターナルズ」が全米公開を延期 今年のマーベルは劇場公開作品がゼロに
2020年9月25日 11:00

[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーが、マーベル最新作「ブラック・ウィドウ」とスティーブン・スピルバーグ監督作「ウエスト・サイド・ストーリー」の全米公開延期を決定した。
スカーレット・ヨハンソン演じるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気キャラクターを主人公にした「ブラック・ウィドウ」(ケイト・ショートランド監督)は、当初全米公開を5月1日に予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大による映画館の閉鎖により、公開が数回にわたり延期。先日まで11月6日の全米公開となっていたが、このほど2021年5月7日に延期すると発表された。
これに伴い、21年2月12日全米公開予定の「エターナルズ」は同年11月5日に、同年5月7日全米公開予定の「Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings(原題)」も同年7月9日と、マーベル・スタジオの3作品が揃って延期となっている。マーベル作品といえば、毎年2~3作品が公開されていたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、劇場公開作品ゼロという異常事態となった。
また、アカデミー賞有力とみられていたスピルバーグ監督作「ウエスト・サイド・ストーリー(原題)」の公開も、12月18日から21年12月10日と1年間延期された。
21年への延期が相次ぐなか、ピクサーの「ソウルフル・ワールド」(ピート・ドクター監督)はこれまで通り11月20日全米公開予定。ライアン・レイノルズ主演の「フリー・ガイ(原題)」(ショーン・レビ監督)も12月11日に全米公開される予定だ。また、「ナイル殺人事件」(ケネス・ブラナー監督)は、10月23日から12月18日に延期されている。
世界最多の感染者数を有するアメリカでは、映画館が7割程度営業を再開させているものの、ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコといった大都市ではいまだに営業再開の兆しが見えていない。コロナ禍で初めて世界公開されたハリウッド大作「TENET テネット」(クリストファー・ノーラン監督)が、アメリカ市場で苦戦を強いられていることから、各スタジオは秋に全米公開を予定していた作品の公開を相次いで発表している。

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