迫り来る火砕流、降り注ぐ火山弾！「トゥームレイダー」監督が放つ火山パニックアクション、11月公開

2020年9月25日 11:00

［映画.com ニュース］　「トゥームレイダー」「エクスペンダブルズ2」などを手掛けたアクション映画の名匠サイモン・ウェストの新作「天火 Skyfire」（原題）が、「ボルケーノ・パーク」の邦題で、11月20日に公開されることがわかった。世界初の火山テーマパーク「天火島リゾート」を舞台に繰り広げられるパニックアクション。あわせて、場面写真もお披露目された。

火山学者タオは、「天火島」と呼ばれる火山島を訪れ、調査にあたっていた。しかし、突然火山が噴火し、妻が犠牲になってしまう。それから20年後、実業家ハリスによって、「活火山の上に建つ世界初の火山テーマパーク」という触れこみで、天火島に一大リゾートが建設される。タオはプロジェクトに警鐘を鳴らす一方で、タオの娘シャオモンは父に抗い、ハリスの元で火山学者として働いていた。待望のオープンを控え出資者たちがパークを訪れるなか、観測チームがマグマの不穏な動きを発見する。

監督デビュー作「コン・エアー」が大ヒットを記録したウェスト監督が、史上最大の噴火が近付き、迫り来る火砕流、降り注ぐ火山弾によって恐怖と混乱に陥る人々の姿を、息もつかせぬスリルで描き出す。「孫文の義士団」で知られる中国の名優ワン・シュエチーが主演を務め、「スカイスクレイパー」で暗殺者を演じたハンナ・クィンリバンがヒロインを体現。ショーン・ドウ（「最後のランナー」）、ジェイソン・アイザックス（「ハリー・ポッター」シリーズ）らが共演した。

場面写真には、自然の驚異に成す術もなく途方に暮れるさまを活写。さらに、炎から必死に逃げるシーンや子どもを助け出す場面なども切り取られ、“紅蓮の地獄”と化した孤島のテーマパークの惨状を垣間見ることができる。

「ボルケーノ・パーク」は、11月20日から全国公開。

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