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坂口安吾×手塚眞「白痴」デジタルリマスター版が10月31日公開 稲垣吾郎らが応援コメント

2020年9月9日 18:00

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劇場のスクリーンにこだわった映画美
劇場のスクリーンにこだわった映画美
(C)手塚プロダクション

[映画.com ニュース] 手塚眞監督が坂口安吾の同名小説を映画化した「白痴」(1999)の公開20周年を記念し、デジタルリマスター版が10月31日から公開される。

「生きよ、堕ちよ」と説いた坂口安吾の「堕落論」と共に戦後の日本に衝撃を与えた原作を、浅野忠信草刈正雄らの主演で映像化。第2次大戦中の秘められた男女の同棲と逃避行を描く。99年の初公開時にはベネチア国際映画祭にてデジタル・アワードを受賞したほか、カメリマージュ国際映画祭・シルバーフロッグ賞、レイクアローヘッド映画祭ベスト・フィーチャーフィルム賞など各国の映画祭で絶賛された。

手塚監督は、今回のリマスター版上映に際し「これを作った時代はまだバブルの末期で、命の危機感や生活の困窮など無縁でした。その後ニューヨーク・テロが起き、大震災があり、今はまたコロナ・ウィルスの脅威に晒されて、20年前よりも切実にこの作品が身に迫ってくると思います。ネット動画全盛の今だからこそ、劇場のスクリーンにこだわった映画美を堪能してほしいと思います」とコメントを寄せている。

白痴」デジタルリマスター版は、10月31日よりシアター・イメージフォーラム、シネ・ヌーヴォほかにて、全国順次公開。

▼応援コメント
稲垣吾郎(俳優)
白痴」で目にした色彩の世界はまるで原体験のように脳裏に焼き付き、いまではぼくの美意識の礎となっています。当時は背伸びをして観ていたけれど、今見ると、すとんと心に染みわたる。何年かおきに見返しては、自分自身を見つめることができる作品だと感じます。僕が出演する映画「ばるぼら」に続く道は「白痴」から始まっています。
岩井俊二(映画監督)
主人公の男と白痴の女。二人が接触するシーンはルネサンスの名画を直に触れるような美しさだった。帝国の歌姫は真の主役かも知れない。彼女の狂気、秘めた葛藤、そして溢れる涙に心奪われた。
スプツニ子!(アーティスト/東京藝術大学デザイン科准教授)
虚構ではなく真実と共に生きることを選んだ時、人間は迷い、不安を抱え、行きつく場所が見えにくくなっていても、真実が安心のできる場所に導いてくれる。不和の広がっている現在、心に刺さります。
津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)
退廃の空気色濃い世界観に散りばめられた「謎は謎のまま」が極めて贅沢な映画。人の世は、諦念と執念、そして狂気と正気ただその繰り返しなのかもしれないと思わせる怪作。

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