ロバート・パティンソンが新型コロナ感染 「ザ・バットマン」再び撮影中止
2020年9月4日 12:57
[映画.com ニュース] マット・リーブス監督の「ザ・バットマン」で主演を務める俳優のロバート・パティンソンが、新型コロナウイルスに感染していることが明らかになった。これを受け、数日前にイギリスで撮影を再開したばかりだった「ザ・バットマン」は、再び撮影を中止することが決定している。
同作の制作元である米ワーナー・ブラザースは9月3日(現地時間)、「クルーが新型コロナウイルスに感染したため、規定に従い隔離し、製作は中断いたします」と声明を発表。感染者の名前は明かしていないが、米バニティ・フェア誌によれば、それがパティンソンだという。撮影期間はあと3カ月間ほど必要で年末までの撮了を目指しているというが、パティンソンの状態により、スケジュールの変更は必至だ。
「ザ・バットマン」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月に撮影を中断していたが、数日前からイギリスのワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデンで撮影を再開。全米公開は当初2021年6月25日に予定していたが、同年10月1日に延期している。ブルース・ウェイン/バットマン役のパティンソンのほか、リドラー役でポール・ダノ、ゴードン警部役でジェフリー・ライト、キャットウーマン役でゾーイ・クラビッツ、ペンギン役でコリン・ファレル、スタンリー・マーケル役でバリー・コーガンが出演する。