清水崇監督作「樹海村」に神尾楓珠、倉悠貴、工藤遥、塚地武雅、安達祐実!
2020年8月29日 16:00

[映画.com ニュース] 山田杏奈と山口まゆがダブル主演を務める「樹海村」(清水崇監督)の追加キャストが発表され、神尾楓珠、倉悠貴、工藤遥、塚地武雅、安達祐実の出演が判明。あわせて、本編撮影がオールアップを迎えたことがわかった。
本作は、福岡県に実在する心霊スポットを舞台にしたホラー「犬鳴村」に続く「実録!恐怖の村シリーズ」第2弾作品。“絶対に行ってはいけない”“入ったら生きては出られない”と噂される富士の樹海は、約1100年以上前、富士山大噴火で流出した青木ヶ原溶岩流を覆っている広大な森だ。およそ3000ヘクタール(東京ドーム約642個分)にもおよぶ樹海には、ツガ、ヒノキ、ハリモミなどが生い茂る“緑の魔境”と表現され「コンパスが効かない迷いの森」「入ると何者かに襲われる」「様々な怨念を持ったヤバい村がある」という都市伝説が飛び交っている。
神尾、倉、工藤は、山田と山口が扮するキャラクターとともに富士の樹海へ赴き、ある“箱”を手にすることになるという役どころ。神尾は「初めてのホラー映画でしたが、監督もおちゃめな方で話しやすく、和気藹々とした良い現場でした。ただ、暗い樹海での撮影は精神的にちょっと雰囲気にのまれてしまうところもあって、疲労が結構たまりやすく感じました」と振り返る。
一方、倉と工藤は「ホラー作品に出演するのは今回が初めてで、実体のない何かと向き合って、お芝居をすることに不安を感じていましたが、撮影に入ると現場の空気は和やかで、良い緊張感で臨めました。現場ではこのシーンがどう怖くなるのか、毎度楽しみで、今からでも完成が楽しみです」(倉)、「ホラー作品の現場は初めてで、勝手ながらおどろおどろしい想像をしていましたが、清水組は今まで経験したことないぐらい明るくて愉快で、そして大変でした(笑)」(工藤)と清水組での日々を明かしている。
塚地は「僕は精神科医の役なのですが、僕にもホラーならではのシーンがあり、そこに立ち会えたのが貴重な経験でした」「台本は、怖くて、物語の展開も驚きの連続でした。それが映像化されると、より絶対怖くて迫力のある映画になると思いました」と述懐。安達は「普段、ホラー映画は怖くてあまり観られないのですが、清水監督の作品を一人でビクビクしながら観てから撮影に臨みました。今回はその世界の中に自分も入れていただき、貴重な時間を過ごさせていただきました。怖いだけではない、悲しく愛情深い物語を楽しんでいただければと思います」とコメントを寄せている。
「樹海村」の公開日は、現在調整中。
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