浜辺美波、学生たちの青春写真に涙 北村匠海「後悔しない夏を感じてほしい」
2020年8月14日 16:00

[映画.com ニュース]浜辺美波と北村匠海が共演し、本日から全国303館で封切られる「思い、思われ、ふり、ふられ」の初日舞台挨拶が8月14日、東京・TOHOシネマズ六本木で開催された。浜辺と北村をはじめ、共演した福本莉子、赤楚衛二、メガホンをとった三木孝浩監督が登壇した。
原作は、咲坂伊緒氏が手掛けた「ストロボ・エッジ」「アオハライド」に続く「青春三部作」の最終章であり、三部作の累計発行部数が2500万部を突破した人気コミック。同じマンションに住む高校1年生の男女4人が織りなす、複雑に絡み合う恋愛模様を描く。浜辺が明るく社交的だが、本当の気持ちを表現するのが苦手な朱里、北村が朱里に気持ちを伝えられないまま、親同士の再婚で義理の弟になり、叶わない恋に囚われる理央を演じた。
この日は、キャスト陣が夏の理想デートについてトーク。花火大会を挙げた浜辺は、「知り合いに会うと恥ずかしいから、浴衣着てお面をかぶって、ばれないように手をつないで歩く、みたいな。少女漫画チックですか?」とハイテンションに問いかける。浜辺とは何度も共演経験がある北村は「年々、妄想の力が強まっている気がしますね」とニッコリ。浜辺はさらに、「私は猫や狐のお面を選んで、相手は狸かな? そういうのがちょうど良いんじゃないんですか? 狐と狸、ちょっともののけチックな雰囲気も出しながら」と妄想を膨らませ、笑いを誘っていた。
続いて「キャンプしてみたいです。グランピングとか、すごく興味あります」いう福本に、北村は「僕一応、キャンパーです。キャンプは良いですよ。(夜空を見ると)星に包まれますよ」と前のめりにアドバイス。赤楚は「もう叶わないからこそ、文化祭を一緒に回りたかったですね。見られて恥ずかしがりながら、制服を着てふたりでデートするのがすごく楽しそうじゃないですか。もう着られないんだと思うと、寂しさがこみ上げてくる」と、切なさ交じりに語った。
さらに、「Official髭男dism」による主題歌「115万キロのフィルム」にのせ、全国で募集した青春写真を使って三木監督が作り上げた特別映像(https://youtu.be/kIoEw9LYADI)もお披露目。次々と映し出されるまぶしい青春の日々に、浜辺は「写真って、とっておくとすごく素敵だし、青春いいなと思いました」と声をつまらせ、目を潤ませる。「もっと(青春)楽しんでおけば良かったなあ……素敵な動画でした」と、ノスタルジックな感慨に浸っていた。
北村はコロナ禍と戦う現状に寄せ、「今まさに映像の中で描かれていたリアルな青春というものが、この時期には味わいづらい。『もっと大事にできた時間があったのに』と後悔しない夏を、この映画で感じてほしい」と力強いメッセージを放つ。そして、「思ったり思われたり、届かなくて苦しかったり、届いて楽しかったり……。振り返って尊い時間は絶対にあって、僕もこの映画を見て『もっと青春やっておけば良かった、学生時代を楽しんでおけば良かった』と感じました。皆のこの夏の心に留まる映画になればいいなと思います」と締めくくった。
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