米パラマウント「スター・トレック」の準備を一時停止
2020年8月13日 18:00

[映画.com ニュース] 米パラマウント・ピクチャーズが、同時進行で準備を行っている3本の「スター・トレック」企画のうち、「FARGO ファーゴ」「レギオン」の企画・制作総指揮を手がけるノア・ホーリーが脚本・監督を務める「スター・トレック」の準備を一時保留とした。米Deadlineが報じている。
パラマウント・ピクチャーズの映画グループは現在、エマ・ワッツ社長の新体制に移行している。20世紀フォックスで20年間にわたり映画作りに携わってきたワッツは、ディズニーによる買収後、20世紀フォックススタジオのトップを経て、パラマウントに移籍。パラマウント・ピクチャーズが準備中の映画企画を精査しているワッツは、ホーリー版「スター・トレック」の一時停止を決定した。同作は新キャストで製作する意欲作だが、殺人ウィルスを題材としているため、コロナ禍にはふさわしくないと判断したようだ。
また、クエンティン・タランティーノ監督のアイデアをもとに「レヴェナント 蘇えりし者」のマーク・L・スミスが脚本を執筆する企画も、タランティーノ監督が降板したため雲行きが怪しくなっている。だが、同作は1930年代の地球でギャングの世界を舞台に展開するため「スター・トレック」のスピンオフとして成立する可能性がある。
現時点でもっとも実現の可能性が高いのは、J・J・エイブラムス監督のアイデアをもとにしたタイムトラベルものだという。クリス・パイン演じるカーク船長と、彼の父親ジョージ(クリス・へムズワース)の物語を軸に展開する作品で、かつてクランクイン間際まで到達したもののパインとヘムズワースの高額出演料がネックとなり、頓挫した経緯がある。
ワッツ新社長が今後どのような選択を下すのか注目が集まる。
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