私の目的を知ったら誰もが震えあがる…美しきダンサーの過激な“計画”描く「エマ、愛の罠」予告編
2020年8月2日 12:00

[映画.com ニュース] 奔放かつ不道徳な言動で周囲を翻ろうしていく美しきダンサーを描く「エマ、愛の罠」の予告編とポスタービジュアルが公開された。映像には、エモーショナルなレゲトンダンスのリズムにのせ、「私の目的を知ったら誰もが震えあがる」と不敵な笑みを浮かべるエマの姿が映し出されている。
第76回ベネチア国際映画祭コンペティション部門や2019年のトロント国際映画祭に正式出品された本作。ダンサーのエマは、ある悲しい事件をきっかけに、心の拠り所を失ってしまう。振付師の夫との結婚生活が破綻し、絶望の底に突き落とされた彼女は、妖しい魅力で実直な消防士と彼の妻を虜にする。エマの不可解な行動の裏には、ある衝撃的な秘密が隠されていた。
予告編は、蠱惑的な輝きを放ち、常識を軽々と飛び越えるセンセーショナルなヒロイン・エマを鮮烈に活写。別居中の夫、夫と離婚するために雇った弁護士、エマを敬愛する友人たち、車の放火現場で出会った消防士とその妻……あらゆる人々を巻きこみながら、自分の欲望のために突き進むエマは、魂の叫びを象徴するレゲトンに彩られた世界を浮遊する。映像では、彼女が仕掛ける“愛の罠”が不穏に暗示されている。
「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」が第89回アカデミー賞で3部門にノミネートされ絶賛を浴び、製作を務めた「ナチュラルウーマン」が第90回アカデミー賞の外国語映画賞を獲得したチリ出身のパブロ・ラライン監督作。ラライン監督が会って10分後に主演をオファーしたという期待の新星マリアーナ・ディ・ジローラモがエマを演じる。「モーターサイクル・ダイアリーズ」「バベル」などで知られるガエル・ガルシア・ベルナルが、エマの夫・ガストン役を務めた。
「エマ、愛の罠」は、10月2日から東京の新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、kino cinema立川高島屋S.C.館ほか全国で公開される。R15+指定。
(C)Fabula, Santiago de Chile, 2019
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