エミー賞授賞式はバーチャルで実施 ノミネート俳優は自宅から出席
2020年8月1日 07:00

[映画.com ニュース] 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、9月20日(現地時間)に開催を予定している米テレビ界の祭典プライムタイム・エミー賞授賞式が、バーチャル形式で行われることが明らかになった。米バラエティが報じている。
授賞式中継の制作総指揮たちと司会を務めるジミー・キンメルはこのほど、連名でノミネートされた俳優に手紙を送付。「お察しの通り、今年は9月20日にロサンゼルスのダウンタウンにあるマイクロソフト・シアターに来て欲しいとお願いはしません。今年も、エミー賞授賞式はテレビ業界最大の夜になりますが、私たちのほうからあなたのお宅に訪問します!」と綴っている。
詳細はまだ明らかにされていないが、ノミネートされた本人は自宅か指定の場所で撮影を行うといい、「我々は技術者、プロデューサー、構成作家からなる一流のチームを結成しています。良質のカメラと照明を使った最先端の技術を駆使して、あなたがゴージャスに映るようにいたします。このユニークなスクリーン上の瞬間を一緒にプロデュースできることを楽しみにしています」と伝えた。
また、プライムタイム・エミー賞といえば、タキシードやドレスなどの正装での出席が基本となっているが、バーチャルで行われる今年に限りドレスコードはそれぞれに任せることに。「フォーマルな服装での撮影を希望される場合は大歓迎ですが、あなたがイギリスにいて夜中の3時だとしたら、高級ブランドのパジャマ姿でベッドルームからの撮影を希望されるかもしれません。私たちはあなたと一緒にこのスタイルを作り上げたいと思っています。どこにいたいのか、誰と一緒にいたいのか、何を着たいのかなど、あなたの快適さのレベルに合わせて、ご指導ください」と、授賞式側が柔軟に対応する意思を見せている。
プライムタイム・エミー賞は、米ABCで9月20日(現地時間)に全米放送される。
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