最期の冬、母になりたいと思った――草なぎ剛「ミッドナイトスワン」ポスター完成
2020年7月17日 09:00
「全裸監督」の監督・脚本で知られる内田英治監督がメガホンをとり、都会の片隅でひたむきに生きるトランスジェンダーの凪沙(草なぎ)と、育児放棄にあっていた孤独な少女・桜田一果が出会い、様々な感情が芽生えるさまを描く。新人・服部樹咲が一果役で女優デビューを果たし、水川あさみ、田口トモロヲ、真飛聖、田中俊介、吉村界人、真田怜臣らが共演した。
ポスタービジュアルでは、自身が働くショーパブの薄暗い楽屋でメイクを施す凪沙とバレリーナを夢見る一果を活写。凪沙の瑞々しくも少し寂しげな表情、儚げな光に包まれ、いまにも羽ばたき出しそうな一果の姿が切りとられており、「最期の冬、母になりたいと思った。」というキャッチコピーが添えられている。場面写真では、食事中の凪沙と一果に加え、育児放棄とネグレクトに走ってしまう一果の母親・早織役の水川、ショーパブ「スイートピー」の洋子ママ役の田口、バレエ講師・片平実花役の真飛などもとらえている。
「ミッドナイトスワン」は、9月25日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。