山崎賢人、初の時代劇映画!「キングダム」坂口拓との再タッグ作「狂武蔵」8月21日公開
2020年6月12日 06:00

[映画.com ニュース] 俳優の山崎賢人が初の時代劇映画に挑み、日本のアクションシーンをけん引する坂口拓と「キングダム」に続き再びタッグを組んだ「狂武蔵」(くるいむさし)が、8月21日に公開されることがわかった。9年前に撮影され、日の目を見ないまま眠っていたという幻の侍映画。「GANTZ」「キングダム」のアクション監督を務めた下村勇ニがワンシーン・ワンカットで撮影した77分の映像の中で、坂口がたったひとりで400人を斬り捨てるという実験的なアクションに挑んでいる。
山崎は、親友を宮本武蔵(坂口)に討たれ仇討ちに燃える侍・忠助を演じた。400人の武士を率い、武蔵の神業とも言える剣術に圧倒されながらも復讐を誓う役どころ。山崎は「『侍』という運命を背負い、正しくあろうとする一方で、吉岡一門という組織の中でのしがらみにあらがえずにいた忠助が、憎き相手であるべき武蔵に対して羨望を覚える葛藤を意識しました」と振り返る。時代劇に初挑戦した理由を、「『キングダム』撮影中に大切なことを身をもって教えてくれた大好きな拓さんと下村さんの映画を復活させたい、お二人の魂がこもった現場に立ち会いたいという気持ちで参加させていただきました」と語った。

下村監督は「賢人くんだからこそ、この作品の本当の意味を理解し、熱い思いに賛同してくれた。戦友として大変感謝しています。少年の様な瞳の奥には、実は火傷するほど熱く漢気あふれる山崎賢人がいる」と胸中を吐露。主演した坂口は「自分にとって一番思い出深いこの『狂武蔵』に、山崎賢人が出てくれた事、本当に感謝している!」とメッセージをおくった。
物語の舞台は、1604(慶長9)年。9歳の吉岡又七郎と宮本武蔵との決闘が始まろうとしていた。武蔵に道場破りをされた名門・吉岡道場は、既に2度の決闘により、師範・清十郎とその弟・伝七郎を失っていた。面目を潰された一門は、まだ幼い清十郎の嫡男・又七郎との決闘を仕込み、全員で武蔵を襲う計略を練ったのだった。一門100人に加え、金で雇った他流派300人が決闘場の周囲で身を潜めていたが、突如武蔵が現れ、奇襲を仕掛けてくる。
あわせて、ポスターと、山崎が鬼気迫る表情で刀を振るう姿をおさめた場面写真もお披露目された。園子温監督が原案協力という形で参加した「狂武蔵」は、8月21日から全国で公開。
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