「ビルとテッドの大冒険」キアヌ・リーブス&アレックス・ウィンター、コロナ世代の卒業生をサプライズで祝福
2020年6月9日 11:00

[映画.com ニュース] 大ヒットコメディ「ビルとテッドの大冒険」シリーズのキアヌ・リーブスとアレックス・ウィンターが、同シリーズの舞台である米カリフォルニア・サンディマス高校のバーチャル卒業式にサプライズ登場した。米Deadlineが伝えている。
1989年の映画「ビルとテッドの大冒険」は、ロックスターを夢見る落ちこぼれの高校生ビル(ウィンター)とテッド(リーブス)が、歴史の試験に合格するためタイムトラベルをするという荒唐無稽なコメディ。91年には続編「ビルとテッドの地獄旅行」も公開され、全米を中心に大ヒットを記録した。
新型コロナウイルスの感染拡大により、米国内ほぼ全ての高校と大学が卒業式の中止や無期延期を余儀なくされるなか、リーブスとウィンターは6月2日(現地時間)、バーチャル卒業式を行ったサンディマス高校の“後輩”たちを励まそうと、Zoomを介してサプライズ登場。「やあ、みんな。俺たち、ワイルド・スタリオンズ!」と、劇中でふたりが結成するバンド名で自己紹介。完全に役に成り切った様子で、「今はとても辛い時期だし、卒業式もバーチャルになってしまって、みんなさぞガッカリしていることだろう。俺たち2人とも、みんなが前を向いて歩いて行けるよう祈っているよ」とウィンターが真摯に語りかけるそばから、リーブスが「みんな、良くやった。偉いぞ!サンディマス高校アメフト部、万歳!」とテッド節全開で茶々を入れるなど、息の合った名コンビぶりを見せつけた。
最後は劇中の決めゼリフにかけて、ウィンターが「そして何よりも、お互いにエクセレントでいるべし(Be excellent to each other)」、リーブスが「楽しもうぜ(Party on)!」とハイテンションで呼びかけ、愛する母校から旅立つ後輩たちの門出を祝った。
2018年5月には、29年ぶりとなる続編の製作が決定し、再び注目を集めた同シリーズ。
スティーブン・ソダーバーグ製作総指揮、ディーン・パリソット監督(「ギャラクシー・クエスト」)のメガホンのもと、中年男性になった主人公ふたりの新たな大冒険を描くシリーズ第3弾「Bill & Ted Face the Music(原題)」は、20年8月21日全米公開予定。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)