ジョニー・デップ、余命180日の崖っぷち男に!「グッバイ、リチャード!」8月21日公開
2020年6月9日 18:00

[映画.com ニュース] ジョニー・デップが、余命180日の大学教授を演じる映画「ザ・プロフェッサー(原題)」が、「グッバイ、リチャード!」の邦題で、8月21日に公開されることが決定。デップの57歳の誕生日である本日6月9日、明らかとなった。あわせてお披露目されたビジュアルには、どこか不安げな表情で天を見つめるデップに、「人生はくそったれで、愛おしい。」というコピーが添えられている。
個性的な演技で世界を魅了し、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなど超大作から、インディペンデント作品まで自由自在に駆け抜ける名優デップ。今年は初主演映画「クライ・ベイビー」の全米公開から30年というメモリアルイヤーを迎える。第82回アカデミー賞で作品賞を含む6部門を制した「ハート・ロッカー」で知られるプロデューサー、グレッグ・シャピロとタッグを組む本作では、突然の余命宣告により人生が思わぬ方向に転がっていく、博学でエレガントな大学教授リチャードを演じた。
「余命180日です」――美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送っていたリチャードの人生は、突然の余命宣告で一変する。さらに追い討ちをかけるかのように、妻が上司との不倫を告白。死を前に怖いものなしになったリチャードは、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心する。あけすけにものを言い、授業中に酒やマリファナを楽しむなど、ルールや立場に縛られない新しい生き方はこれまでにない喜びをもたらす。そして、人の目を気にも留めない彼の破天荒な言動は、次第に周囲にも影響を与えていく。
共演は、「ラ・ラ・ランド」のローズマリー・デウィットをはじめ、「ワンダーウーマン」のダニー・ヒューストン、「ゾンビランド ダブルタップ」の若手女優ゾーイ・ドゥイッチ。新鋭ウェイン・ロバーツ監督がメガホンをとり、シリアスになりがちな“人生の終わり”というテーマを、ユーモラスに描き出す。
「グッバイ、リチャード!」は、8月21日からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。R15+指定。
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