構想20年、製作費120億円! エメリッヒ監督が“ミッドウェイ海戦”描く新作、9月公開
2020年6月5日 09:00
[映画.com ニュース] ローランド・エメリッヒ監督が構想20年、製作費120億円をかけて完成させたスペクタクル超大作「MIDWAY(原題)」が、「ミッドウェイ」の邦題で、9月11日から日本公開されることが決定。あわせて、ティザービジュアルもお披露目された。
未曾有の戦いとなった第二次世界大戦のなかでも、歴史を左右するターニングポイントとなったミッドウェイ海戦。激突したのは、日本とアメリカ。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西のミッドウェイ島に、巨大な航空母艦、世界最大の大和を含む戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中、海上、海中、その全てが戦場となった。そこにいたのは、両軍ともに、国を愛し、覚悟を持って戦った男たちの姿。司令官たちの緊迫した頭脳戦、パイロットたちの壮絶な空中戦、彼らを船上から迎え撃つ決死の海上戦が映し出されていく。
エメリッヒ監督は、20年に及ぶリサーチと新たに発見された日本軍側の貴重な資料をもとに、両軍に敬意を捧げて史実を再現。「ドイツ人としての責任感があった。日本人を単なる敵としてではなく、敬意を持って描くことを心掛けた。多くの命が失われる戦争には勝者は無く、敗者しかいない。だからこそ、二度と起きてはならない戦争を描いたこの映画を日米の海兵たちに捧げる内容にしたかった」と明かす。キャストには、山本五十六、チェスター・ニミッツをはじめとした実在の人物を演じるべく、エド・スクレイン、ウッディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼など日米の実力派俳優が集結している。
ビジュアルでは、「勝利も、敗北も、海は覚えている」というコピーに加え、第二次世界大戦で名を馳せたアメリカ軍の急降下爆撃機SBDドーントレスに乗り込もうとしているパイロット・ディック(スクレイン)の姿を活写。国のために戦う男の覚悟が伝わるだけでなく、背後にある航空母艦がこれから起こる壮絶な戦いを予感させる。
「ミッドウェイ」は、9月11日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
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ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
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