「ROMA」特典映像170分収録のブルーレイ、本日発売 A・キュアロン監督が舞台裏を語る本編映像も
2020年6月3日 12:00
[映画.com ニュース] 第75回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を獲得し、第91回アカデミー賞で主要3部門を制した「ROMA ローマ」のブルーレイが、本日6月3日から発売となった。あわせて、アルフォンソ・キュアロン監督が、舞台となった1970年代の風景をどのように再現したか語る、ブルーレイ収録の特典映像(https://youtu.be/9rhrAVrVxfg)の一部を公開。キュアロン監督のこだわりや、驚くべき視覚効果技術の一端を垣間見ることができる。
第91回アカデミー賞で最多タイの10部門にノミネートされ、外国語映画賞、監督賞、撮影賞に輝いた本作。「ゼロ・グラビティ」のキュアロン監督が脚本、撮影、共同編集を兼ね、自身の幼少期の体験を交えながら、心揺さぶる家族の愛の物語を紡いだ。美しいモノクロ映像と没入感のあるサウンドで、キュアロン監督の記憶に包みこまれるような映像世界を感情豊かに作り上げた。
物語の舞台は、政治的混乱に揺れる1970年代初頭のメキシコシティ。主人公のクレオは、医者のアントニオと妻ソフィア、彼らの4人の子どもたちと祖母が暮らす中産階級の家で、家政婦として忙しい日々を送っていた。ある日、クレオは同僚の恋人の従兄弟フェルミンと恋に落ちる。
ブルーレイには、製作現場に密着したメイキングドキュメンタリーを含む170分以上の特典映像を収録。撮影現場の様子や、キャスティング、美術、視覚効果、音響など製作過程をじっくりと追うことができる。さらに、20ページのブックレットも封入される豪華な仕様となった。
「ROMA ローマ」のブルーレイ(税別5000円)は、本日6月3日から販売スタート。