吉田羊×大泉洋W主演リモート製作ドラマ　WOWOWで無料配信＆放送決定！

物語の舞台は、20年5月の東京。大手スーパーマーケットに勤め、都心店舗の売り場を任されているユキコ（吉田）は独身バツイチ。一方、在宅勤務で慣れないリモートワークに奮闘する中堅の設計会社に勤める営業マン・モトオ（大泉）も同じく独身バツイチ。実はこのふたり、4年ほど前に離婚した元夫婦だった。離婚以来、連絡を取り合っていなかったが、ひょんなことからモトオはユキコに間違い電話をしてしまう。

吉田は、5月6日にYouTubeで生配信された「12人の優しい日本人」（5月中はアーカイブで視聴可能）のリモートリーディングへの参加をきっかけに、「これは、ステイホームならではの立派な娯楽だ！」と実感。「2時間の舞台戯曲が出来るなら、分割すれば連ドラも出来るはず」とアイデアをふくらませ、「この2カ月を支えてくれた、映画やドラマや音楽や本と言った娯楽への感謝と、今なお前線で闘って下さっている職業の皆様への敬意を込めて、俳優ならではのやり方で元気と日々の活力を！　という思いでスタートしました」「立ち上がったのはほんの10日程前ながら、ドライブするスピード感を思うと、人を動かすのは、誰かを喜ばせたいというポジティブな気持ちなのだと改めて感じています」と経緯を振り返る。

吉田とNHK大河ドラマ「真田丸」で夫婦を演じた大泉は、「吉田羊ちゃんから、『この企画は大泉さんとでしか考えられない！』ってメール来て、『やります』と答えてからこんなに早く、こんなにステキな台本まであがるなんて、『吉田羊スゲー』としか言いようがありません」と称える。「今、何も出来ない世の中で、何かしたいと思うのはみんな一緒で、新しいものが見られない世の中で、新しい何かをお見せ出来ればと胸が、高鳴っております」と意気込んだ。

脚本を手掛けた岡田は、「吉田羊さんと大泉洋さんが演じてくれると思うだけで、もういつまででも書いていたい、いくらでも書ける脚本になりました」と胸中を明かす。そして、「このドラマの吉田羊さんの役は、都内のスーパーで自粛中も働いている女性です。医療従事者の方々はもちろんですが、皆が不自由なく暮らしていくために、あまり注目はされないけど外に出て働いてくださってる方々はたくさんいらっしゃいます。そういう方々の頑張りを忘れたくない。心に刻んでおくことが作家のするべき仕事だろうと思っております」とコメントを寄せた。

「2020年　五月の恋」（全4話）は、5月28日午後9時からYouTubeのWOWOWオフィシャルチャンネルとWOWOWメンバーズオンデマンドで連日無料配信され、6月2日午後11時45分からWOWOWプライムで連日無料放送される。