「スカーフェイス」リブート版に「君の名前で僕を呼んで」ルカ・グァダニーノ監督
2020年5月15日 17:30

[映画.com ニュース] 「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ監督が、米ユニバーサル・ピクチャーズ製作の「スカーフェイス」リブート版でメガホンをとることがわかった。
同作は、「暗黒街の顔役」(1931/ハワード・ホークス監督、ポール・ムニ主演)、「スカーフェイス」(83/ブライアン・デ・パルマ監督、アル・パチーノ主演)として2度映画化されたギャング映画の傑作(いずれも原題は「Scarface」)。ユニバーサルは2011年頃から3度目の映画化を企画し、これまでデビッド・エアー監督、アントワン・フークア監督らが候補に挙がってきた。
「暗黒街の顔役」ではシカゴが舞台、「スカーフェイス」ではマイアミが舞台だったが、米Deadlineによれば、新作の舞台はロサンゼルスになるという。ギャレス・ダネット=アルコセル、ジョナサン・ハーマン、ポール・アタナシオが草稿を執筆。3年前からリライトにあたっているジョエル&イーサン・コーエン兄弟の最新稿をもとに撮影に入るという。新作はディラン・クラークがプロデュース、スコット・ステューバーが製作総指揮を務める。
グァダニーノ監督は「君の名前で僕を呼んで」の続編「Find Me(原題)」も公開を控えており、前作のティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー、マイケル・スタールバーグが再び出演する。また、米ワーナー・ブラザースが作家ウィリアム・ゴールディングの小説「蝿の王」を映画化する新作でも、監督を務めることが決まっている。
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