仏サイトが推薦、ジャーナリストの重要性を再認識させる映画
2020年5月14日 12:00

[映画.com ニュース]インターネットの普及により、個人でも簡単に情報発信ができる時代となり、昨今は“フェイクニュース”などという言葉も生まれるなど、正しい情報を見極める受け手の力とともに、真実を伝える報道機関やジャーナリストの重要性がこれまで以上に高まっています。フランスの映画情報サイトallocineが推薦する、ジャーナリストの重要性を再認識させる作品4本を、映画.comの作品情報とともに紹介します。
「公開から70年近く経った今でも、非常に現代的な響きを放つ作品。記者が特定の状況の目撃者として、あるいは内部告発者としての役割を果たすことができるかという疑問を投げかける」
カーク・ダグラス主演。新聞社から閉め出されたジャックは、洞窟内で生き埋めになっている男を目撃する。是が非でも一流紙に戻りたい彼は、スクープを利用し情報操作に手を染める。おのれの野心のためなら手段を選ばない新聞記者が、世論に裁かれる姿を描く。
カーク・ダグラス主演。新聞社から閉め出されたジャックは、洞窟内で生き埋めになっている男を目撃する。是が非でも一流紙に戻りたい彼は、スクープを利用し情報操作に手を染める。おのれの野心のためなら手段を選ばない新聞記者が、世論に裁かれる姿を描く。

■「ゾディアック」(デビッド・フィンチャー監督/2007)
「事件を追い続けた風刺漫画家グレイスミスの私生活の結末を観察することで、フィンチャーは連続殺人犯の魅力という概念に疑問を投げかけ、10年後のドラマシリーズ『マインドハンター』シリーズでもその考察を展開している」
実際に起こった未解決事件を題材にしたノンフィクションを映画化したサスペンス・ドラマ。周到に用意した手掛かりで人々を翻弄する連続殺人犯“ゾディアック”に挑み、人生を狂わされた4人の男たちの姿を描き出す。出演はジェイク・ギレンホール、ロバート・ダウニー・Jr.、マーク・ラファロほか。
実際に起こった未解決事件を題材にしたノンフィクションを映画化したサスペンス・ドラマ。周到に用意した手掛かりで人々を翻弄する連続殺人犯“ゾディアック”に挑み、人生を狂わされた4人の男たちの姿を描き出す。出演はジェイク・ギレンホール、ロバート・ダウニー・Jr.、マーク・ラファロほか。

■「スポットライト 世紀のスクープ」(トム・マッカーシー監督/2015)
「5つ星のキャスト、監督は使命に全力を注ぐ記者たちの仕事の激しさを感じさせるために、探偵ものとスリラー風の描写を使い分けている」
神父による性的虐待と、カトリック教会がその事実を看過していたというスキャンダルを白日の下に晒す記事を掲載し、社会の権力者たちを失脚へと追い込むことになる、記者生命をかけた戦いに挑む人々の姿を描いた実録ドラマ。マイケル・キートン、マーク・ラファロ、レイチェル・マクアダムスらが出演。第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した。
神父による性的虐待と、カトリック教会がその事実を看過していたというスキャンダルを白日の下に晒す記事を掲載し、社会の権力者たちを失脚へと追い込むことになる、記者生命をかけた戦いに挑む人々の姿を描いた実録ドラマ。マイケル・キートン、マーク・ラファロ、レイチェル・マクアダムスらが出演。第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した。

■「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」(スティーブン・スピルバーグ監督/2017)
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