「37セカンズ」HIKARI監督、ユニバーサルの新作映画でハリウッドに本格進出
2020年4月19日 16:36
[映画.com ニュース] 第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門で2冠に輝いた「37セカンズ」で国内外から注目を集めるHIKARI監督が、米ユニバーサル・ピクチャーズの新作映画「Dan and Sam(原題)」でハリウッドに本格進出を果たすことがわかった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
マーク・ワトソン作、オリバー・ハラッド画による同名グラフィックノベルを映画化する本作は、若いカップルの時空を超えた愛を描く超常現象ロマンス。人気レストランを営むダン&サム夫妻は、幸せいっぱいの新婚生活を満喫していた。だがある日、サムが不慮の事故で亡くなったことで人生が一変。最愛の妻を失い悲しみに暮れるダンのもとに、幽霊となって現れたサムは「あなたが再び恋におちるまで1年に1度会いにくる」と告げるが、サムへの思いから前に進むのをためらうダンは、究極の選択を前に苦悩する。
「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」「シェイムレス 俺たちに恥はない」など、数々の人気ドラマを手がけてきたモリー・スミス・メッツラーが脚本を執筆。「アラジン」「ラ・ラ・ランド」のマーク・プラットとアダム・シーゲル(「2ガンズ」)、ブライアン・カバナー=ジョーンズ、フレッド・バーガー製作のもと、HIKARI監督がメガホンをとる。
アメリカ屈指の名門校、南カリフォルニア大学(USC)の卒業制作として発表した短編「Tsuyako」(2011)が、世界各国の映画祭で50以上の賞を獲得。車椅子で生活する女性の自己発見と成長を描いた長編デビュー作「37セカンズ」が、ベルリン国際映画祭パノラマ部門で観客賞と国際アートシアター連盟(CICAE)賞をダブル受賞したのち、トライベッカ映画祭やトロント国際映画祭でも上映されるなど、世界で高い評価を得ているHIKARI監督の今後の活躍から目を離すことができない。
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