シャニン・ソサモン降板の新ドラマに「デアデビル」女優が主演
2020年4月18日 18:00
[映画.com ニュース] ドラマ「Marvel デアデビル」「Marvel ザ・ディフェンダーズ」のエレクトラ役で知られる女優エロディ・ユンが、米FOXの新ドラマ「The Cleaning Lady(原題)」に主演することがわかった。
米Deadlineによれば、本作は女優シャニン・ソサモン(「ルールズ・オブ・アトラクション」)が主演に起用されていたが、パイロット版の脚本の読み合わせを行った後に制作陣と役どころについての考えが食い違い、降板した。
「The Cleaning Lady(原題)」は、アルゼンチンで2017年に放送された人気シリーズ「La Chica Que Limpia(原題)」のリメイク版。フィリピン・マニラの病院で働くカンボジア人医師レイナ・サロンガは、難病の息子に治療を受けさせるためアメリカに渡るが、滞在資格が危うくなり仕方なくギャングから仕事を請け負う掃除屋になる。レイナは息子の命を守るために危険な綱渡りを強いられるが、やがて自分が主導権を握り闇社会を生き抜く術を見出していく。
主演のユンはフランス出身で、カンボジア人の父とフランス人の母をもつ。降板したソサモンはフィリピン人の血を引いており、レイナ役はフィリピン人医師の設定だったが、ユンが主演になったことでカンボジア人医師に変更された。レイナの義理の姉妹フィオナ・サロンガ役でジンジャー・ゴンザーガが出演するほか、ビンセント・ピアッツァ、エイダン・カントが共演する。
「The Cleaning Lady(原題)」はミランダ・コックが脚本を執筆、マイケル・オファーが監督。「プリティ・リトル・ライアーズ」の女優シェイ・ミッチェル、メリッサ・カーター、コック、オファーが制作総指揮を務める。