「東京ラブストーリー」切ない雰囲気漂う新ビジュアル 「ブエノスアイレス」「花様年華」写真家が撮影
2020年4月1日 15:30

[映画.com ニュース]伊藤健太郎と石橋静河が共演し、不朽の名作を現代版として再ドラマ化する「東京ラブストーリー」のキャラクタービジュアルがお披露目された。ウォン・カーウァイ監督に「ブエノスアイレス」で専属フォトグラファー&グラフィックデザイナーとして指名され、その後「花様年華」「2046」などでもタッグを組んだ香港のトップフォトグラファー、ウィン・シャが担当。夜の東京タワーを背景に、美しくも切ない雰囲気が漂うビジュアルとなった。
柴門ふみ氏による原作漫画が1988年から「ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で連載され、91年には織田裕二、鈴木保奈美らの共演でドラマ化(脚本:坂元裕二)された「東京ラブストーリー」。“カンチ”こと永尾完治とヒロイン・赤名リカを軸にしたラブストーリーが人気を集め社会現象となるなど、90年代の恋愛ドラマの金字塔として、今も語り継がれている。
原作コミックを新たにドラマ化した本作の舞台は、2020年の東京。原作の連載開始から30年以上が経った現代では、街や人々のライフスタイルは大きく変化し、価値観も多様化した。しかし、東京に暮らす若者たちの葛藤は今も昔も変わらない。夢と現実、仕事と恋愛、他者への劣等感と自尊心、羨望と嫉妬、少しの生きづらさ――。様々な感情が交錯する、若者たちのリアルライフを描き出す。
伊藤は素直で優しいがちょっと優柔不断なカンチ、石橋は明るく情熱的なリカを演じる。清原翔がカンチの同級生で女たらしの医学生・三上健一、石井杏奈はカンチの片思いの相手であり、保育園で働く関口さとみを体現した。さらに、今の東京を表現するロケ地で撮影を敢行。メインビジュアルの撮影場所でもある東京タワーが見えるビルの屋上をはじめ、同じく東京タワーが見える六本木一丁目のオフィス、東京駅行幸通り、マッカーサー道路、豊洲の富士見橋、相生橋、五色橋などが舞台となっている。
広告代理店に勤めるカンチは、地元の愛媛支部から東京本社の営業部に配属された。部長の和賀から紹介されたリカに、仕事の面倒を見てもらうことに。ある日、東京にいる三上から飲もうと誘われ、密かに思いを寄せていたさとみも来ることになり、久々の再会を懐かしむカンチ。さらに、会社に忘れた財布を届けてくれたリカも合流する。この夜をきっかけに、同級生3人の交流が再び始まり、カンチとリカの関係も単なる仕事仲間から次第に変化していく。
「東京ラブストーリー」は、4月29日午前0時からFOD、Amazon Prime Videoで配信スタート。毎週水曜午前0時に最新話が配信され、全11話を予定している。
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