「バッドボーイズ フォー・ライフ」も全米配信が前倒しに
2020年3月26日 11:00

[映画.com ニュース] 新型コロナウイルスの感染拡大により全米の映画館が閉鎖されるなかで、1月17日に封切られた大ヒットアクションコメディ「バッドボーイズ フォー・ライフ」のデジタル販売が、3月31日に前倒しされることになった。
アメリカでは新作映画を劇場公開してから、DVDの発売やデジタル配信を開始するまで期間のことを「シアトリカル・ウィンドウ」(劇場独占期間)と呼び、約90日間設定することが慣例となっている。だが、新型コロナウイルスの感染拡大により劇場が閉鎖されたことに加え、外出禁止令で自宅で楽しめるエンターテイメントが求められていることから状況が一変。3月6日にピクサー最新作「2分の1の魔法」を全米公開したばかりのディズニーは、3月20日から同作のデジタル販売を実施することを決定した。
米ワーナー・ブラザースもマーゴット・ロビー主演のDC映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」とマイケル・B・ジョーダン主演の司法ドラマ「黒い司法 0%からの奇跡」の配信を前倒し。「バッドボーイズ フォー・ライフ」を抱える米ソニーも、3月13日に全米で封切られたばかりのビン・ディーゼル主演アクション映画「Bloodshot(原題)」のデジタル販売をすでに行っていた。
なお、「バッドボーイズ フォー・ライフ」は制作費9000万ドルに対し北米興収2億0040万ドルで、現時点で今年の北米興収ラインキング1位となっている。
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