マーゴット・ロビー、“恋してしまった”ハーレイ・クイン役の魅力と苦労を告白
2020年3月20日 19:00

[映画.com ニュース] DCコミックスの人気キャラクターを主人公にした「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」が、今日3月20日から全国公開された。ハーレイ・クインを演じ、プロデューサーも務めるマーゴット・ロビーは「恋してしまった」というハーレイの魅力のほか、自身の作品選びについても明かした。
悪のカリスマ=ジョーカーとの破局を機に、すべての束縛から解放され“覚醒”したハーレイが、町を牛耳るサイコ犯罪者相手に大暴れする。
パワーアップしたハーレイを生き生きと演じていたロビー。「また演じるのはすごく楽しかったわ。『スーサイド・スクワッド』で彼女を初めて演じた時、ハーレイになることに、そしてハーレイを演じることに恋してしまったの」と特別な思いを明かす。
「彼女と彼女のパーソナリティをもっと掘り下げたいと思って、特に女の子たちのグループの中にいる彼女が見たかった。『スーサイド・スクワッド』を監督したデビッド・エアーに「ハーレイには女友達が必要よ。ハーレイがやりとりする女の子たちを連れて来る必要があるわ」って言い続けていたの。女友達と一緒にいるのが大好きな女の子だと思うからよ。ほとんどの人が女の子と一緒にいるのが好きなのとはまったく違う意味でね(笑)」

奔放さもハーレイの魅力の一つだが、演じるには苦労もある。「とても楽しいけれど、ハイパーアクティブだし、ちょっと熱狂的だったりするから、演じていて疲れることがあるの。彼女はとても頭がいいから、心は時速何100万マイルで動いているの。常に状況を分析したり、見極めようとしている。それと同時に、いつも周囲の人々を挑発しようとしているの」
本作のようなアメコミ大作から、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」「スキャンダル」など、ロビーの作品選びは多岐にわたっている。その基準について、ロビーは「さまざまな理由で脚本に惹かれるし、時々、そのキャラクターをよく理解できないから惹かれることもあるの。うまく解けないパズルみたいに、考え続けたくなるのよ。『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』でエリザベス女王を演じた時、私は彼女のことを理解できなかった。『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』では、ストーリーやすべてのキャラクターたちが非現実的だった。実話だとわかって、脚本にもとても興味を持ったの。『スキャンダル』は、作品のメッセージに夢中になって、人々に登場人物たちの経験を体験してもらいたいと思ったのよ」と丁寧に説明する。
では、「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」の場合は?
「ただ、キャラクターとコミックから始まったの。とてもかわいいけれど、なぜ、私が彼女のことをこんなに好きなのかは理解できなかった。かなり自分勝手だし、信頼できないわ。ひどい男と一緒にいて、彼を愛している。でも彼女はとてもかわいくて、おかしくて、頭がいいの。作品を選ぶときは、さまざまな要素が組み合わさるんだと思うわ。適切な脚本、適切なフィルムメーカー、興味をそそられるキャラクター。それから、全体的なメッセージや、その作品を世界に送り出す理由があるかもね」
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