井筒和幸監督の“集大成” 8年ぶり新作「無頼」予告公開
2020年3月12日 12:00

[映画.com ニュース] 「パッチギ!」「黄金を抱いて翔べ」などで知られる井筒和幸監督の約8年ぶりとなる最新作「無頼」の予告編が公開された。冒頭には、WEB限定で井筒監督からのメッセージ映像も収められている。
本作は、激しく変転を続けた昭和を生き抜いたヤクザ者たちの群像劇が描かれる。「EXILE」の元パフォーマー・松本利夫と、「純平、考え直せ」「ここは退屈迎えに来て」の柳ゆり菜、中村達也、ラサール石井、小木茂光、升毅、木下ほうからが出演する。
冒頭に登場した井筒監督は「総勢400余名の俳優たちが演じる社会のはみ出し者たち、あぶれ者たちを通して、戦後の日本の姿を撮り上げました。タイトルは『無頼』です」と本作について紹介。続けて、「これは監督としての集大成になります。5月の劇場公開まで今しばらくお待ちくださいませ!」と両手でピースを作り、手応えをにじませた。
井筒監督自らこだわり抜いて編集した予告編は、“昭和の色”が濃く描かれ、キャストたちの迫力ある演技が映し出される。味のあるナレーションは、主題歌「春夏秋冬 無頼バージョン」を歌う泉谷しげるが担当した。
「無頼」は、5月16日から東京・新宿のK's cinemaほか全国で順次公開。R15+指定。
(C)2020「無頼」製作委員会/チッチオフィルム
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