山田孝之、キャラの限界? 良きパパ演じ「柔軟剤のCM取っていかないと」
2020年3月5日 19:30

[映画.com ニュース] 俳優の山田孝之が3月5日、都内で行われた主演作「ステップ」完成記念トークショーに出席した。本作で妻に先立たれて、男手ひとつで娘を育てるシングルファーザーを演じ「エキセントリックを20年演じ続けて、ついに素の山田孝之を出しました(笑)」。さらに「キャラの限界を感じているし、柔軟剤のCMとか取っていかないと」と笑いを誘った。
重松清氏の同名小説を原作に、山田演じる健一が娘とともに歩む10年間の足跡を描く。当初予定された完成披露試写会は、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し急きょ中止に。この日はトークショーの模様が生配信され、山田は「今日はいつもの8倍の元気でお届けしたい」と意気込み、「健一がいろんな人に救われながら生きる人生の物語。年齢や性別、職業関係なく、誰でもどこかしら刺さる部分があると思う」とアピールした。
トークショーには山田をはじめ、共演する國村隼、広末涼子、伊藤沙莉、飯塚健監督が出席した。主人公の義理の父親を演じた國村が、「山田さんは毎回、役柄でゴロっと変わる。私もそうでありたいし、次は何が出てくるんだろうと楽しみ」と共演経験がある山田を絶賛すると、山田は恐縮しながら「國村さんとご一緒するときは、いつも安心感とワクワクがある」と全幅の信頼を寄せた。
一方、山田と会社の同僚を演じる広末は初共演で「お会いするのも初めて。『あっ、広末涼子がいる』って、本当に素で緊張した」(山田)、「どんな方なんだろうと楽しみだったが、殻に閉じこもっている印象で(笑)。テントみたいな殻が見えました」(広末)。保育士役の伊藤は「孝之さんは見たことない、柔らかい顔をしていました。すごくパパの顔で、新鮮でした」と話していた。
原作にほれ込み、重松氏に直接手紙を送ったという飯塚監督は「悲しい出来事に、うまく付き合っていくしかないという部分が響きまして。映画的に特別な出来事があるわけではないが、例えば子どもの寝返りだけでも劇的な変化。そういうものを丁寧に描ける作品だと思った」と作品への思いを語った。
「ステップ」は4月3日から全国公開。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
感情ぐっちゃぐちゃになる超オススメ作!
【イカれた映画を紹介するぜ】些細なことで人生詰んだ…どうにかなるほどの強刺激
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
年末年始は爆発・秒殺・脱獄・名作!!
【全部無料の神企画】今年もやるぞ!ストレス爆散!!劇的チェンジ!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
こんなに面白かったのか――!!
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「早く教えてほしかった…」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
映画を500円で観よう
【2000円が500円に】知らないとめっっっっっっっちゃ損 絶対に読んでから観に行って!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー