今井翼、初ナレーターに悪戦苦闘「“かみかみ”の今井翼でしたね」
2020年3月3日 17:23

[映画.com ニュース] 俳優の今井翼がドキュメンタリー「プラド美術館 驚異のコレクション」の日本語吹き替え版でナビゲーターを務めることになり3月3日、都内のスタジオで公開アフレコに臨んだ。キャリア初のナレーター吹き替えに「セリフの量も膨大で、スタッフさんに申し訳ないくらい時間がかかってしまった。“かみかみ”の今井翼でしたね」と悪戦苦闘を振り返った。
昨年創立200周年を迎えたプラド美術館の全面協力のもと、15世紀から17世紀にかけて“太陽の沈まぬ国”と呼ばれたスペイン王室の至宝を後世に伝える、世界最高のコレクションの全貌に迫る。オリジナル版のナビゲーターは、アカデミー賞受賞俳優のジェレミー・アイアンズが担当している。
今井はフラメンコを特技とし、2012年には世界初となるスペイン文化特使に就任するなどスペインとゆかりが深く「びっくりしましたが、見に余る光栄。人生で初めて訪れたヨーロッパの美術館がプラド美術館なので、ご縁を感じる」と感激しきり。「旅先で美術館に行く楽しみを知ったのも、プラド美術館がきっかけ。世界三大美術館と言われる通り、歴史と重厚感がある場所で、入る前からゾクゾクした」と思い出を振り返った。
アフレコは「ティツィアーノといった、ヨーロッパ特有の発音もあり、丸1日で終える予定が、2日間かかってしまった」が、「普段のお芝居とは違う躍動感をイメージした。すごくやりがいがあり、手応えも感じました」と自信の表情も。「当時の画家たちの思想から、美術館に関わる人たちまで、いろんな角度の証言があるので、たとえ絵画に造詣が深くなくても、楽しんでもらいたい。映画ならではの、壮大な映像と音楽を通して、発見と感動を味わってもらえれば」と話していた。
「プラド美術館 驚異のコレクション」は4月10日から東京のヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ、新宿シネマカリテほか全国で公開。
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