寛一郎、鬼塚英吉役に「鬼塚と言えば反町隆史さん」「キャスティングミスかな」と苦笑い
2020年2月28日 13:00

[映画.com ニュース]「GTO」の鬼塚英吉の原点を描いた「湘南純愛組!」のプレミアイベントが都内・STAR RISE TOWERで行われ、寛一郎、金子大地、柳ゆり菜、山谷花純、内田英治監督、松本優作監督、鈴村展弘監督が出席すると共に、音楽を担当したT-BOLANが「俺たちのストーリー」「離したくはない」の2曲を生披露した。
不良の巣窟・極東高校締めていた鬼塚英吉(寛一郎)と弾間龍二(金子)は、パンピー(一般人)になって童貞を捨てるために自主退学し、普通の学生のふりをして学生生活を送ろうとするが、そんなことを全国のヤンキーたちが許すはずもなく……という物語が展開する本作。
鬼塚役の寛一郎は「決まったときはキャスティングミスかなと思いました。僕にとってのリアルタイムの鬼塚は『GTO』の反町隆史さんなので……」と苦笑いを浮かべるが、本作で描かれる鬼塚はまだ高校生ということで「人間が構築されていない時期だったので、弾間と共にキャラクターを作り上げていければと思って臨みました」と役を成長させていく楽しさがあったという。
一方、弾間役の金子は「とてもうれしかったです」とオファーを受けたときの気持ちを述べると「すごく人気の原作、そしてキャラクターを演じられることが幸せでした。相棒が同い年の寛一郎だったことも、すごく良かった。あまり同年代で芝居をすることがなかったので(撮影を行った)昨年の夏は青春でした」と振り返っていた。
共演した柳も「本当に(寛一郎と金子の)二人は仲が良くて、付き合っているカップルみたいでした」と語ると、山谷も「私は二人と同い年なのですが、やんちゃで自由でマイペースな二人は年下のようでした」と微笑ましいまなざしで見つめていた。
イベント後半には、T-BOLAN(森友嵐士、五味孝氏、上野博文、青木和義)が、ドラマのために書き下ろした「俺たちのストーリー」と往年の名曲「離したくはない」を生演奏。ボーカルの森友は「曲を書く前に台本と映像の一部を観させてもらい、大人のうまく立ち回る生き方に怒りを感じていた自分たちの経験を反映させながら作りました」とコンセプトを語ると、寛一郎も金子も「しびれました。カッコいい」と曲に酔いしれていた。
「湘南純愛組!」は2月28日から、Amazon Prime Videoで全8話が一挙に世界同時配信される。
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