人種差別撤廃を主張した英国の若者の実録「白い暴動」 クラッシュのライブを映した予告編
2020年2月26日 07:00

[映画.com ニュース]1970年代後半のイギリスで、音楽を通して人種差別撤廃を主張し続けた若者たちによるムーブメント「ロック・アゲインスト・レイシズム」に迫ったドキュメンタリー「白い暴動」の日本版予告編とポスター画像が公開された。
経済破綻状態にあった1970年代のイギリスで、芸術家として活動していたレッド・ソーンダズを中心にした数人の若者たちで発足し、人種や生まれによる差別の撤廃を主張する抗議活動を行った“ロック・アゲインスト・レイシズム(略称RAR)。当時の貴重なアーカイブと本人たちへのインタビュー、彼らに賛同したアーティストたちの圧巻のパフォーマンスで迫る。監督は、BBCでドキュメンタリーを手がけてきたルビカ・シャー。
ポスターは、RARのシンボルマークを背景に、若者たちが躍動する様子、RARメンバーや本作に登場すパンクバンド、X・レイ・スペックスの女性ボーカル、故ポーリー・スタイリーンの約40年前の貴重な姿が配置され、中央にはザ・クラッシュのベース、ポール・シムノンが立ち上がる、迫力あるデザインだ。

予告編は、人種差別撤廃を叫び集まった約10万人による大行進と音楽フェスティバル模様が切り取られており、 白人至上主義を主張する極右団体ナショナル・フロントと、エリック・クラプトンの人種差別発言を発端に、RARメンバーが立ち上がる。名曲「白い暴動」の圧巻のライブが映し出され、レゲエの要素も取り入れていたザ・クラッシュによる演奏は、まさに白人と黒人の音楽を橋渡しするような役割を果たしているほか、中盤ではレゲエバンド、スティール・パルスの「Jah Pickney R.A.R.」も使用されている。
「白い暴動」は、4月3日からヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

片思い世界
【“鑑賞確定”の超期待作】広瀬すず×杉咲花×清原果耶主演×「はな恋」製作陣…そして涙腺崩壊へ
提供:リトルモア

ミッキー17
【前代未聞のオール社畜レビュー】史上最凶のブラック仕事を描いた痛快作…社畜が観たらどうなった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観て!【ネタバレ厳禁】
提供:JCOM株式会社

この村の住人は、人間を喰ってる――
【衝撃の問題作】異常なクオリティで世界が熱狂…“絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

観ないとぜっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

厳選した名作“だけ”をあなたに。
【探す時間、ゼロ】家のテレビが「あなただけの24時間シアター」に!(提供:BS10 スターチャンネル)