スパイク・ジョーンズ監督、ビースティ・ボーイズの新感覚ドキュメンタリーを製作
2020年1月20日 11:00

[映画.com ニュース] 米音楽ユニット「ビースティ・ボーイズ」のドキュメンタリー映画「ビースティ・ボーイズ・ストーリー(原題)」を、「her 世界でひとつの彼女」などのスパイク・ジョーンズ監督が手がけることが明らかになった。米ローリング・ストーン誌が報じている。
ビースティ・ボーイズは、白人男性3人で構成されるヒップホップグループで、1980年代から90年代に活躍。2012年にロックの殿堂入りを果たすものの、同年、メンバーのMCA(アダム・ヤウク)ががんで他界。その後は主だった活動をしていない。
現存メンバーであるマイクD(マイク・ダイアモンド)とキング・アドロック(アダム・ホロウィッツ)はこのほど、伝記「ビースティ・ボーイズ・ブック」を脱稿。これに合わせて映画が企画されたという。
メガホンをとるジョーンズ監督は、同ユニットのミュージックビデオを数多く手がけており、「僕はビースティ・ボーイズに大いに借りがあります」と本企画を引き受けた理由を説明。「あるときは火事の船から助け出してくれたし、フロリダ州立大学の入試試験のときにはカンニングをさせてもらったこともあります。そんなわけで、彼らと再びタッグを組み、彼らの物語を伝えることが出来るのはとてつもなく光栄なことです」と冗談交じり(?)に語っている。
なお、マイクDとキング・アドロックによれば、これはライブ映画とドキュメンタリー映画を掛け合わせた形式になるという。「この映画はライブのステージ映像とドキュメンタリー映画を継ぎ目なしでミックスした、ライブドキュメンタリーという新しい形式となる。意味が分かるかな? 予告編を見てもらえば理解してもらえるかもしれない。こっちがしつこく急かしてもまだ編集が終わっていないんだけどね」と公開が待ちきれない様子だ。
「ビースティ・ボーイズ・ストーリー(原題)」は、4月3日からアメリカのIMAX館で上映を開始し、同24日からApple TV+で配信される予定。
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