8度目の映画化!「野性の呼び声」が100年以上愛される理由は?
2020年2月19日 18:00

[映画.com ニュース]米ウォルト・ディズニー・スタジオの実写映画「野性の呼び声」が、2月28日から全国公開される。これまでに本作を含め8度も映画化されてきた原作の魅力について、メガホンをとったクリス・サンダース監督と主演のハリソン・フォードが語った。
アメリカを代表する作家ジャック・ロンドンの小説を実写映画化した本作は、たった一人で孤独な旅を続ける男・ソーントン(フォード)と、数奇な運命で犬ぞりの先導犬となった名犬バックとの出会いと絆を描く感動の物語。
原作は、初出版された1903年以降全世界で翻訳され、アメリカでは今なお教科書にも載っているほどの認知と人気を誇っている。サンダース監督は「この物語の中には、“自分もまた同じようなことを経験しているのだ”と見る側に感じさせる真実があるのです。この物語が長年愛され続けるのは、それが理由だと思います。そして、これは自分の中に存在することを知らなかった“強さ”を発見する物語なのです」と、単なる冒険譚だけではない魅力を明かす。
続けて、「この物語はファンタジーではなく、サバイバルと忍耐を描いた気骨ある物語で、子どもであれ大人であれ、これに似た経験は誰にでもあるものなのです」と、年齢に関係なく刺さるメッセージがあると分析する。
主人公のソーントンを演じたフォードも、高校生のときにこの物語を読み、心を動かされた一人。フォードは「ソーントンが1人で旅を続けているのは、彼と彼の息子がずっと冒険を夢見ていたから。しかし、その息子が不幸にも亡くなってしまい、妻との関係も難しくなっている」と役柄の背景を説明し、「そんな彼が犬のバックと出会い、息子と一緒にやり遂げたいと思っていた冒険を一緒にすることになるんだ。ソーントンのテーマは“贖い”であり、自分の本当の感情に再び触れることになるのだけれど、それはバックとの関係を通して起こるんだよ」と、新たに生まれ変わった名作の魅力を述べた。
「野性の呼び声」は2月28日から全国公開。
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