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死期を悟った大女優の企み…イザベル・ユペール主演「ポルトガル、夏の終わり」4月24日公開

2020年2月17日 10:00

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「ポルトガル、夏の終わり」ビジュアル
「ポルトガル、夏の終わり」ビジュアル
(C)2018 SBS PRODUCTIONS / O SOM E A FURIA(C)2018 Photo Guy Ferrandis / SBS Productions

[映画.com ニュース] 第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された、イザベル・ユペール主演、フランス・ポルトガル合作映画「FRANKIE」(原題)が、「ポルトガル、夏の終わり」の邦題で4月24日から公開される。このほど、日本版予告編とビジュアルがお披露目された。

死期を悟った女優が、自身の亡きあとの段取りを整えようと、愛する人々をポルトガルの世界遺産の町に呼び寄せた、早朝から夕暮れまでのとある夏の1日を描く。ユペールが、アイラ・サックス監督の「人生は小説よりも奇なり」(14)に惚れ込み自ら監督にラブコール。それを受けた監督がユペールのために本作を書き下ろした。

脇を固めるのはブレンダン・グリーソンマリサ・トメイジェレミー・レニエグレッグ・キニアら。実力派の名演とともに、イギリスの詩人バイロン卿に“この世のエデン”と称された世界遺産の町シントラの幻想的で美しい世界が、フランキーたちの人生模様を演出するかのようにスクリーンに映し出される。

ヨーロッパを代表する女優フランキーは、夏の終わりのバケーションと称し、ポルトガルの世界遺産の町シントラに一族と親友を呼び寄せる。自らの死期を悟った彼女は、亡きあとも愛する者たちが問題なく暮らしていけるよう、すべての段取りを整えようとしたのだ。しかし、それぞれに問題を抱えた家族たちの選択は、次第にフランキーの思い描いていた筋書きから大きく外れていく…。

ポルトガル、夏の終わり」は、4月24日からBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次公開。

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